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2006.5,14 (Sun)

 TVPaint Animation 1.0 demo  Mirage↑

TVPaint(Mirage/Auraの元々の開発元)のサイトにTVPaint Animation (以下、TVPAnimation)1.0のdemo版がUPされていました。Mac版もあり。(IntelMacでもOK)
Mirageからいくつかの機能が追加されています。
目玉は画像(キャンバス)の回転が可能になった事と、マルチプレーンカメラ(被写界深度も再現)、表示画像全体からの範囲選択の取得による塗りつぶし機能等です。
画像回転は、Aura時代よりもっともユーザーからの要望の多かったもので、個人的にも待ち望んでいた機能です。
(*1)
また、選択範囲の取得が以前のバージョンより拡張されたことで、線画レイヤーと塗りレイヤーの作成と管理がしやすくなり、伝統的なセルアニメーションの作成が容易になっています。
後、現在のカレントレイヤーを確認するために、「A」キーを押すとカレントレイヤーがブルブルと振動するという「Shakeレイヤー」という機能も。
これは面白いアイディアですね。レイヤーが増えてきた時、カレントの画像をさっと確認できるので便利です。

で、ここからがちょっと景気の悪い話なんですが、どうやらTVPaint側とBauhaus(Mirageの発売元)の関係に変化があったようです。
TVPaintによるとMirageはTVPaintシリーズのver7、今回のTVPAnimation 1.はTVPaint8であり、Mirageとは別のソフトという位置付けらしいのです。(*2)
また、TVPaintシリーズの知財権はTVPaint社のもので、MirageはBauhaus社に対して北米での販売供給を許諾したものであるが、この契約は2006年の1月5日付けでキャンセルになった、(*3)との事。
TVPaint社のサイトではMirageは"Still Available"ではなく"Hall of Fame(殿堂入り)になってます。
…個人的には今回のTvpaintがMirage2.0となって欲しかったんですが。
Bauhausの頑張りでユーザーも増えたし、コミュティの活動も以前よりはずっと活発になってきたところですからね。

*1: 画像の回転自体はTabletPcや液晶タブレットで可能なんですが、どちらもポインタのずれが許容出来ないのと、手元が隠れるというデメリットが大きい。
*2: forumでのユーザーの質問に対して、Tvpaint1.0はMirageとは別のソフトであると答えています。
*3: Bauhaus側からこの件に関してのコメントは無いので、交渉中という事も考えられますが
Mirage anime book cinema draw etc hard nDiary PDA soft
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