2003.3.31
冬アニメの総括
と言うわけで恒例になっているシーズンオフのアニメ感想です。
冬シーズンは、1月、2月、3月に見たアニメが対象です。
今季はなかなか見るものも多くて追いかけるのが大変でした。
そんなんでコッソリとRec-Onを導入したので次期からHDD録画に移行したりします。
Rec-Onのレビューはまた今度と言うことで。
まずは秋から継続しているものからスタートです。
[ヒートガイジェイ]
後半は作画レベルが格段に落ちてしまいガッカリ気味でしたけど、
最後は無難にまとまっていましたね。ちょっと詰め込みすぎな気もしましたが。
それを鑑みても面白かったと想います。全体的にも良い出来でした。
ただダイスケが主人公らしくしっかり活躍していたのに比べて、
相棒たるジェイと敵マシンとのバトルが少なかったのは勿体なかったかな。
第一話のような活躍がもう少し見たかったです。
全体的に作画レベルのダウン以外は問題無かったです。
そのため、作画に関しては惜しいなあって気もしていますね。
[キディグレイド]
この異常なまでの作画レベルは何なのでしょう。
他のアニメが嘘のようなくらいビジュアルレベルは抜群でした。
話の方は急展開した辺りから面白くなり始めて、
ラスト近くはちょっと置いてけぼりのように感じられました。
で、そのラストなんですが……
録画に失敗しました。
アホか、自分。
まさか最後にきて致命的なミスをするとは思いませんでしたよ。
一応、画像キャプサイトで何となくはわかったような気になりましたけど、
やっぱり見てないのでコメントのしようが無いです。無念。
一度、見られなかったところも含めてラストも補完しようと思います。
でも何ヶ月まったら良いのやら。結構、面白かったのになあ。
[NARUTO]
なかなか出来が良く安心して見られました。
話も原作に忠実で声も問題無し。
マンガのアニメ化作品の中ではかなり良い方だと思います。
順調に3クール目に突入するのは何よりです。
もし2クールで終わるとしたらどうするつもりなんだろうとか心配してましたから。
でもそうすると何処までアニメ化するつもりなのかが気になるなあ。
中忍試験から木の葉落としまでが無難なところでしょうか。
今後も見続けるつもりです。
アニメの方はヒナタがやけに可愛いし(笑)。
サクラの扱いも良さげだから期待できそうです。
[プラトニック・チェーン]
実験的な3Dアニメも終わってしまいました。
どんな奇天烈なものを見せられるかと思ってましたけど、
なかなか雰囲気も良く面白かったと思います。
ただ毎回10分ってのは短かったかな。
でもこれで30分もつかと言えばまだまだ改善の余地もあるので微妙ですが。
何にせよ新たな可能性を垣間見たと思っています。
今後の展開に期待したいと思います。
[GET BACKERS]
あ、無限城のIL奪還でおしまいと思ってたら、3クール目に突入するみたい。
てっきり切りの良いところで終わるものだと信じていたのでビックリです。
内容としては可もなく不可もなくってところでしょうか。
当初は中嶋敦子キャラに違和感がありましたが、もう気にならなくなってきましたし。
後は話自体が面白ければ良いのだけども。原作マンガ自体が微妙なのでこればっかりは何とも言えません(苦笑)。
とりあえずSEEDの前番組として今後も継続するつもりです。
ただ見る必要がある、とは余り感じなくなってきましたけど。
[機動戦士ガンダムSEED]
半分、惰性で見ているような見ていないような。
何となくこんな感じになってきました。
余りに、何だそれ?的なことが多くて。
ツッコミを入れすぎて疲れた感が拭えません。
個人的には、ガンダムを見ている、という感覚が全く無いです。
まあそれでも最後までは見届けようとは思っていますが、
面白い、とはやっぱり言えないなあ。
もし感想を言うとしたら、今は桑島法子の一人勝ち。
それしか言いようがありません(笑)。
さてここからは冬から始まったアニメです。
[WOLF'S RAIN]
作画崩れが心配される昨今、このアニメの作画は大変素晴らしい出来です。
OVAレベルと言っても過言では無いと思います。
ただ話の方がちょっとねえ。面白く無いのですよ。
楽園を目指す狼たちの話なんですが、これと言って面白いと言える要素が今も見つかってません。
個人的な感性が合わないだけなのかも知れませんけれども。
もう少し話が進めば面白くなるのかな? でももう1クール終わっちゃうし。
そのためちょっと掴みかねているのが実情です。
見続けるかどうかは微妙になりました。
[魔法遣いに大切なこと]
物語を大事に作っている意気込みはとても良く感じられますが、
如何せん世界の設定に無理が多々感じられるため、
結果的には惜しい出来になってしまったように思えます。
これは作者の価値観のせいなんでしょうかね。
魔法に対するこれだけしっかりとした体制が世界に出来ているはずにも関わらず、
それを無視してばかりのようなユメの行動が立派だとはとても思えません。
そもそもこの世界で秩序が成り立っているとも思えないのです。
雰囲気は良いと思うけど物語の根本的なところに納得がいかないので、
惜しいなあってのが最後の印象でした。
マンガにしろアニメにしろ何が大切だったのか良く分からなかったです(笑)。
[.hack//黄昏の腕輪伝説]
結局、終わりまで見てしまいました。
予想よりもなかなか面白く見られたと思います。
ただラストが前作のSIGN同様に呆気ないと言うか足りなさすぎなのは困りましたけど。
最後にもう少し説明が入るべきだったと思っています。
でもどうせなら作画のタッチを活かして、もう少し萌える展開にしても良かったなあ。
折角、凰花みたいなステキキャラもいることだし。個人的にかなりヒットしたに違いない(笑)。
まあ何にせよ、楽しく見られました。
面白かったです。
[らいむいろ戦奇譚]
これも結局、終わりまで見てしまいました。
こっちはツッコミしてくれと言わんばかりのネタ満載で、
深刻な展開の筈なのに大変面白かったです。凄く笑えました。
中でもエンディングテロップで各人の右腕に左手が、左腕に右手が付いているはステキ過ぎです。
途中で修正されてましたけど、こんなの初めて見ました(笑)。
あとはいきなり指が六本に増えたり、致命的な作画が続出だったり、ラスボスが余りに酷い扱いだったり、
言い出したら切りが無いくらいです。
ネタアニメとしては面白かったです。でもそれ以上でも以下でも無い感じでした。
[ストラトスフォー]
今季で一番の出来だったと思っています。
作画も不安定な時期がありましたけど、概ね問題無し。
何より急展開後の話が面白かったです。
最初の頃の気怠さが嘘のような展開でした。
ただラストに関してはもう少し説明があっても良いとは思いましたが、
それを差し引いても良い出来だったと感じています。
見ていて純粋に楽しかったですから。
これでDVDでダメな止め絵を直してくれるならDVDも買いますよ。
働いて一定の収入がある時だったら問答無用で買いに走っていたと思います。
でも今は無いので検討することになりました(笑)。
面白かったです。
こんな感じでした。
L/Rは結局途中でリタイアしました。
一度録画に失敗した時点でもういいかって気になってしまったので。
全体的な印象として、もうすこしラストはゆとりをもってもらいたいと思いました。
急いで詰め込んでいて描き足りないように見えるシーンが多々ありましたし。
もうすこし全体的な構成から考えて脚本を書いてもらいたいものです。
そう考えると、やはりスクライドの最後は素晴らしい出来だったなあ。
春アニメに関しては3.16にコメントしてあります。
これ以外に何本か見てみて継続するか決めることにしました。
折角、HDDレコーダも導入したことだし。準備に抜かりはありません。多分。
|