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2003.9 の日替わりコラム

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2003.9.1

新たな道

先月は色々と悩んだわけですが、結論としては派遣をしてみようと思い立ちました。
明日あたり、派遣会社に登録へ行ってきます。 良さそうな案件があれば直ぐに受けてみるつもりです。

特に深い理由は無いのですが、色んな会社を巡ってみようかと思いまして。
元々、人付き合いが苦手なせいか絶対的な経験値が足りないこともあるので、 働きながらも少しうろうろしてみようと思ってます。




2003.9.4

登録

というわけで派遣登録してきました。
ありきたりな会社紹介のビデオを見せられたり、 常識じゃ無いのかと思わせてくれるようなPC知識を説明されたり。 この辺は予想した通りでした。

その後、簡単な面接が終わった後で、PCスキルのチェックなんてものをやりましたね。 何をチェックするかと思ったら、指定時間内にタイピングするとか、EXCELで指定された表を作成するとか。 なんだ、置いてあるPCの問題点を時間内に幾つ見つけられるか、とかじゃ無いのか(笑)。

さてタイピングはかなり速い方だと自負しているわけですが、 今回は結果が余り宜しく無かったと思います。 キーボードは打ちにくいし、そのテストが何故かローマ字変換しか対応して無かったし。 カナ打ちはこんなところでも差別されてました。なんだよ、それ。打ちにくいー。

EXCELの方はペラ紙に書いてある指示通りに表やグラフを作成するものでした。 こっちは慣れてるので難なく出来ましたけど、こんなのでPCスキルチェックなんか出来るのかね。 もしかしてかなり場違いの所に来ちゃったのか、自分。

なんか初っ端から先行きが不安になってきました。 今後の展開に乞うご期待(するな)。




2003.9.7

ゲロッパ!→

自らを巨匠の名乗ってはばからない井筒監督の最新作を見てきました。
いっつも大作を貶して貶して貶しまくる氏がどんな映画を作ったのか気になっていたもので。

でも、人情味溢れるエンターテインメントなんて普段は絶対見に行かないジャンルだな。 常日頃、映画=派手な演出で日常から懸け離れた物語、なんて考えてる素人ですいません。


ゲロッパ! ★★★☆☆

いきなりエンディングテーマのミュージッククリップが流れます。
なんでも井筒監督が作ったものだとか。 映画に全く関係ない映像を最初に見せるのは如何なものかと。

さてそれが終わるとようやく本編が始まります。 話としては、数日後に収監されることが決まったヤクザの組長が、これを機に組を解散すると決定。 子分たちは組長の大好きなジェームス・ブラウンを攫って来て何とか解散を思い止まらせようと画策。 名古屋公演のため来日していた彼を拉致したはいいが、それは偽物だった。 物語の粗筋はこんな感じ。かなり荒唐無稽な話です。つーかバカばっかり(苦笑)。

そもそもジェームス・ブラウンって人、よく知らないんですけど。 話によれば滅茶苦茶有名なシンガーだそうで。ソウルの帝王なんだとか。 彼を知ってる/知らないで、見た感想が180度変わってしまう気がしますね。 それを説明不要と言われてもねえ。そういうのってどうなんだろう。

話を戻して、子分どもが拉致した偽物のジェームス・ブラウンなんですが、 何故か日本の内閣調査室からも狙われているわけで。 元々は、組長の生き別れの娘が運営するそっくりさんショーに出演する予定だったんだけど、 何故か靴のかかとに時の首相の恥ずかしい姿の映ったフィルムを仕込んでます。 この彼が持つフィルム、または彼自身を狙って繰り広げらる顛末が話の肝になるわけです。

組長はジェームス・ブラウンの公演を諦め、生き別れの娘に会いに行き、 子分たちは偽物のジェームスブラウンを攫いに行き、 生き別れの娘は居なくなった偽物の彼を捜し、 内閣調査室は彼の持つフィルムを狙うと言ったような、 それぞれ交錯していた思惑が、いつの間にか一本に繋がっていきます。
この辺の繋ぎと纏め方は見事でしたね。最初に首相なんか出てきたので何事かと思ってたし。

結局のところ、子分たちがフィルムを手に入れ、 内閣調査室と交渉して 超法規的措置により組長は無罪放免になります。 このラストはハッピーエンドなので見ていて気持ちよかったです。 ただ物語の節々に入るギャグやその物語自体がいまいちでしたけど。

かなりベタなネタばかりで、どうにも面白く無いギャグばっかり。 後ろに座ってたオバちゃんたちは喜んでましたけど、個人的には寒いネタばかりでした。 この辺のフィーリングが合わなかったせいか途中までは何が何やら。 話の設定からしてギャグみたいなもんですが、それがちょっと馴染めなかったです。

それでも話が繋がっていき綺麗に纏まった時は、へえーと感心しました。 なんか久々にスッキリまとまったラストを見た感じがします。


こんな感じでした。
物語自体がいまいちな印象でしたが、ラストがきれいにまとまっていたせいか、 まあまあ面白いなーと言ったところで落ち着きました。 ただそれ以上でもそれ以下でも無いですけど。

ヤクザの親分を演じた西田敏行や、その弟分を演じた岸辺一徳が特に光ってましたね。 彼らが好演したおかげで寒いギャグでも最後まで見られた気がします。

話自体は★2つといった所ですが、主役の好演で★1つ追加。 足して★3つにしておきましょう。

さて井筒監督なんですが、個人的には巨匠とは言い難いんじゃ無いの、と思いました(苦笑)。 とりあえずベタなネタが多すぎ。万人に笑えるものでは無かったです。 ただそのネタがツボに入るなら★は4つか5つになってもおかしくないとも思います。 現に後ろに座ってたオバさんは映画館を出るまで絶賛してたし。 見る人を限定する映画を作る監督なのかな、と。




2003.9.10

社団法人 日本雑誌協会→

ちょいと調べものをしていたら辿り着きました。
各雑誌の平均発行部数や読者の傾向などのデータが掲載されていてなかなか面白いです。 ちょうど今月の一日にデータが2002年度版に更新されたみたいだし。見所満載。

ただ少し気になるのは、このデータがどういう風に算出されたのかが全く書いて無いことですか。 もしかして独自で調査した結果じゃ無くて、ただの各社の公称値じゃ無いだろうな。 調査方法やデータの算出方法などの情報もサイトに欲しかったです。 マガジンデータ2003年夏号の中に書いてあるのかな。でも2,000円は高いし。

ちなみに平均発行部数の各データはトップページから「掲載各紙・発行部数リスト」に、 読者構成データは「JMPA読者構成データ」にリンクが貼られています。 興味のある方は一度見てみると良いかも。

話題になる少年コミック誌の発行部数は、ジャンプがマガジンを抜いてトップに返り咲いた、とか、 数字が気になる人には面白いこと請け合いです。

ちなみにコミック誌のデータの一部を転載すると、こんな感じになります。
並べ方は、雑誌名 [出版社名] 発行部数(万部:単位)です。


週刊少年ジャンプ [集英社] 324.0
週刊少年マガジン [講談社] 319.0
週刊少年サンデー [小学館] 131.1
ヤングジャンプ [集英社] 127.5
コロコロコミック [小学館] 122.2
ヤングマガジン [講談社] 122.0
ビッグコミックオリジナル [小学館] 118.4
月刊少年マガジン [講談社] 114.0
週刊少年チャンピオン [秋田書店] 80.0
ビッグコミック [小学館] 74.1
モーニング [講談社] 66.0


思ったよりサンデーが売れてなかったりオリジナルが売れていたりと、 なかなか面白いデータが出てきています。 コロコロって今でもしっかり売れてるんだなあ。月刊誌ならトップの発行部数だし。




2003.9.13

勧誘あれこれ

派遣会社に登録してから一週間近く経ちました。
ようやく応募したい案件が出てきたので申し込んでみたら、 応募者が多数いますので選考させて頂きます、結果は受かった人にだけ連絡しますので、 とのこと。なんか感じの悪い応対です。 ドライな対応と言うよりは、単に頼りならないだけような印象を受けました。 本当に大丈夫なんですかね、ここ。ますます心配になってきましたよ。

それはさておき、今は「待ち」の状態であるため、用事の無い時は殆ど家に籠もってだらだらしてます。 差詰め座敷童みたいなもんでしょうか。 平日の昼間に家でごろごろしていると、必ずと言って良いほど訪問者が現れます。 その八割近くが、何らかの勧誘。例えば、こんなのがありました。


ドアを開けると二人組。
当たり障りのない話をし出したので何用かと尋ねれば、 神だの許しだのを懇切丁寧に解説してくれました。もうぐったり。 その後、小冊子を押しつけて引き上げていきました。もう来るな。

この辺りの水質検査をしていると宣う若いにーちゃんが登場。
水を一杯くれと言ったので渡したら、いきなり水質検査を始めて何か異常が出たとか。 この水を飲み続けると人体に影響が出ますよ、そんなあなたに浄水器。 レンタルなら格安で使用できるんだって。……帰れよ。

うとうとしていると電話のベルが。
取ってみると、開口一番、ご結婚に興味はありませんか、だと。 興味無いと答えれば、何で無いんですか?と、しつこいこと。 何で初対面の人間にそんなこと言わなくちゃならんのですかね。二度と電話してくんな。

生きの良い若造が挨拶してきました。
なんでも近くの工事現場で働いているとのこと。 その親方に、騒音がするのでご迷惑をかけます、と近所中に挨拶して来るように命令されたとか。 それは何かの罰ゲームじゃ無いのか? 彼は挨拶だけして帰って行きました。なんだったんだ、ヤツは。

今度は仏頂面の若造が登場。
なんか家の瓦がずれていると難癖を付けてきました。 表に出て説明を受けてみる。あの上から三番目と四番目のところに大きな隙間が出来ている。 あれをそのままにしておくと其処から雨漏りが発生します。……で?何? その後は黙ったまま。 こいつも何しに来たんだろう。工務店から来たらしいけど、説明した後で自己アピールしなくてどうするんだって。 いきなり人の家に難癖付けた奴ですが、丁重にお帰り頂きました。


こんな感じです。
何はともあれ失礼な輩が多すぎです。活きの良い若造君は別ですが、他はみんなダメ。 人の家に訪問しているという大前提を皆さん忘れているようです。

もう少し勧誘方法を考えた方が良いと思うのですが、 毎回素晴らしい腕の持ち主に訪問されるのも大変困るわけで。 やっぱり今のままでいいや。要は無視すればいいだけの話だし。

……こんなことを繰り返して行くことで、人は疎遠になっていくんじゃなかろうか。




2003.9.19

リーチ

と言うわけでリーチが掛かってしまいましたよ。
もう29ですかー、早いもんです。

25になった時は例えようもない不安と焦燥感に苛まれていました。
26になると自分の人生が後半戦に入ったように感じ、
27には仕事に忙殺され身体を壊しましたが、
28になった時はその原因となった場所から解放され自由を感じてました。

29になった今は不思議と落ち着いています。
何故か以前のような焦燥感は特に感じていません。 それがなんでなのかは分かりませんけれども。 29歳の目標なんてちょっと考えたりもしましたが、 今まで目標を決めてロクに達成出来た試しが無いので止めました(笑)。 その辺は全く成長してないな。やれやれ。




2003.9.21

WPC EXPO 2003 レポのようなもの

と言うわけで行って参りましたWPC EXPO 2003。
今年のPC EXPOはコレと言った目玉製品/技術が無いと聞いていたのですが、 逆に各ブースとも特色を出すべく頑張っていたように見えました。 正に百聞は一見にしかず、ですな。大変面白かったです。

折角デジカメを新調したので、慣らしがてら写真を色々と撮ってきました。 ちょっと重くなりましたが、少しでも臨場感が伝わればと思っています。


会場入口

会場入口です。自分は幕張メッセの開催と言うこともあり、地の利を活かして自転車で向かいました。 30℃を越える炎天下で30分近く自転車を漕ぐ羽目に。一度、プレナのロッテリアで休憩を挟んで入場ー。


会場内

会場に入りました。中は思いの外ごった返してます。
金曜でしたが思ったより混雑してました。


○ATIブース

ATIブース

ATIブースはRADEON一色でした。中でもPentium4対応の新しいチップセット「RADEON 9100 IGP」が気になりました。 グラフィックコア内蔵のチップセットだけあって、MicroATXフォームファクタの基板が多かったので。 でも今更この時期にPentium4対応って言われてもなあ。Prescott対応とかなら選択肢に入るのに。


○ASCIIブース

MSXゲームプレイヤーのデモ MSX PLAYerのデモ
MSXゲームプレイヤーのチラシ表 MSXゲームプレイヤーのチラシ裏 (右の2つはチラシのキャプです)

ASCIIブースでは雑誌コーナーの裏に何やら面白いデモをやってました。
MSXゲームカートリッジをWindows機で遊ぶためのUSB周辺機器「MSXゲームプレイヤー」のデモで、 PC上で懐かしのゲームが所狭しと動いてました。なかなか面白い企画です。 一緒に展示されていたシグマリオンや各種PDAはMSX PLAYerのデモのようです。 MSXが今でも忘れられない人には朗報ですな。


○MSIブース

MSIブース MEGAシリーズ新筐体 アクリルケース
アクリルキューブ PenNote

MSIブースは自作機一色と言った印象でした。
最近はFANレスビデオカードや各種PCケースなど幅を広げて展開しているようです。 中でもCrusoeを採用したタブレットは小さくて使い勝手も良さそうでした。

省スペースベアボーン「MEGAシリーズ」の新筐体はなかなか物欲を刺激される作りですな。 その近くに置いてあったアクリルキューブPCは……。これどう見ても電磁波出まくりなんですけど(苦笑)。 これでVCCIのロゴを取得してたら凄いな。


○インプレス&MDN合同ブース

インプレス&MDN合同ブース 合同本屋 EXPOの小麦ちゃん

インプレスとMDNの合同ブースです。
特に凝ったところも無く、普通に自社の冊子を販売してました。 デザイン関連の本が展示される中、何故か小麦ちゃんROMも売られてます。 その脈絡のない展示センスは正直凄いと思った。


○松下電器ブース

松下ブース D-snap・その1 D-snap・その2
ΣBOOK

松下ブースです。まず一番目立つのがDVDレコーダの「DIGA」でした。 さすがポストVHSと言うこともあり力の注ぎ方が違いますね。

これと同じくらい目立っていたのは新しく発表したばかりの「D-snap」かな。 この中で薄型モデルの「SV-AS10」を触ってみましたが、なかなか好感触でした。 持ちやすく良く考えられた機構だったし。これで動画も撮れる(Motion JPEGだけど)のは凄いな。

他に個人的に気にしていた「Σ BOOK」もチェックしました。こっちは……かなりダメ。 とにかく見難い液晶です。昔のラップトップワープロを思い出してしまいました。 動作レスポンスもかなりダメ。ボタンを押したんだからもう少しきびきび反応してくれないと。 正直なところ、これはまだ買わなくて良いレベルの製品だと思いました。


○Microsoftブース

Microsoftブース Wireless Optical Mouse・その1
Wireless Optical Mouse・その2 Wireless Optical Mouse・その3

Microsoftブースは殊更大きかったと思います。
まず無料で提供している「WindowsXPセキュリティ対策CD-ROM」をゲット。 いや別に必要無いものなんですけどね(苦笑)。くれると言うのでもらってきました。

ブースで特に目立っていたのは「Office2003」でしょうか。 新しく発売されたOfficeを一生懸命売り込もうとしてましたし。 ちょっとだけ「OneNote」を触ってみたんですが……これって何に使えるんだろ。 メモならキーボードを使った方が早いし。今のところは必要無いかな。

Officeのステージ裏にはひっそりと「Wireless Optical Mouse」が展示されてました。 でもそれらはケースに展示されていて触れない状態。と思ったら、担当の方がサンプルを出してくれました。 持った感触は少し重かったです。基板が普通のものより多いだけあります。

気になる左右スクロールに対応したホイールボタンですが、そのホイール部分は予想通りかなり柔い作りでした。 新機構でホイールボタンが左右に倒せるようになりましたけど、 その分、ホイールボタン全体の安定性が失われたように見受けられます。 機構的にかなり脆く感じられました。 直感的に使えると言う話なんですが、これなら5ボタンの方が使い勝手が良さそうかな。


○CANONブース

CANONブース PowerShot A80・その1 PowerShot A80・その2
カメラ新製品一覧

CANONブースはとにかくカメラ一辺倒の印象を受けましたね。
てっきりこの秋に発売されるだろうプリンタの新機種を見ようかと思っていたのですが、 ブースに来てみたら新しく発表したカメラがずらり。プリンタは殆どありませんでした。

プリンタを見ようと思って訪れたブースですが、折角なのでカメラを見ることに。 ありました、PowerShot A80。まず持った感触は……少し重くなってる気がする。 A70のようなグリップ感の良さも感じなかったです。うーん、性能は良くなってるとは思うんだけど。 トータル的な作りとしてはちょっと残念な感じがしました。


○東芝ブース

東芝ブース SD-book・その1 SD-book・その2
SD-book・その3 燃料電池リブレット・その1 燃料電池リブレット・その2
インプットディスプレイ・その1 インプットディスプレイ・その2

東芝ブースは「dynabook」を中心に色々なものが展示されていて面白かったです。
中でも一番気になったのは「Σ book」の対抗馬とも言うべき「SD-book」でしょうか。 こちらは表示部分にポリシリコンTFT液晶を使っているだけあって、とにかく画面は鮮明です。 やはり長い時間見続ける画面は綺麗なものが良いと思います。視野角も広くて好印象でした。

ただその分、分厚かったりします。カラー液晶なので電池の持ちも気になるし。 まだ改善の余地が多分にある製品ですが、今後の展開に期待したいと思います。

この他には大きな燃料電池が付いたリブレットや、 液晶に読込ト機能を付けたインプットディスプレイが目に留まりました。 液晶部分にスキャナのような機能を入れ込んだと言えば分かり易いかな。 この液晶が改良されれば、ノートPCのフタを閉じるとスキャナになる、みたいなことが出来て楽しそう。 総じてなかなか面白いブースでした。


○エッジブース

エッジブース ブース裏の竹藪 ゲイツタコ殴り棒

エッジブースです。WindowsライクなLinux「LindowsOS」一色でした。
でもコンパニオンは浴衣を着ているし、ステージ裏には竹藪があったりと、コンセプトがいまいち判りません。

「LindowsOS」がインストールされた各種PCも触ってみましたが、 なんですか、このもっさりした動きのOSは。これで本当にLinuxベースなんですかね。 CPUがDuronだからなのかも知れないけど、XPならもう少しキビキビ動く気がします。 興味のあるOSだったのですが、これで選択肢から外すことにしました。かなり今イチな出来。

ブースの外では何故か「うまい棒」が配られてます。よく見るとゲイツがタコ殴り。 ジョークとしては面白いと思うけど、こういう巫山戯たことをする会社が販売するOSは正直使いたく無いです。 改めてそんなことを思いました。はっきり言って信用出来ないし。 最後は全てのソフトがバッタものに見えて来ちゃっいました。

本気で上を狙うのなら、そろそろ受け狙いは止めた方が良いと思います。


○アスクブース

Zelmanのケース POSEIDON・その1 POSEIDON・その2

自作PCパーツの代理店で有名なアスクのブースです。
ここはアスクが扱っている製品の展示場所になってました。 やはり目を惹くのはZelmanの巨大なファンレスケース。とにかくでかいです。 その横にある青いタワーは参考出展の水冷式ラジエータだとか。 全く、デカけりゃいいってもんじゃ無いぞ。面白いけど(笑)。

この他に目に付いたものは3R SYSTEMという会社の水冷キット「POSEIDON」かな。 ちょっとチューブは頼りない作りでしたけどね。


○チームつかもとブース

チームつかもとブース ウェアラブルPC
ウェアラブルPCのお兄さん・その1 ウェアラブルPCのお兄さん・その2

チームつかもとブースです。
ここは大阪大学の塚本教授を中心とした産学官連携の研究開発チームだそうな。 テーマはウェアラブル/ユビキタス/ヘッドマウントディスプレイとのこと。

展示されているマネキンが面白かったので写真に撮っていたら、 横に居たウェアラブルPCを装着したお兄さんがポーズを取り始めました。 どうやら気を利かせてくれたようです。というか俺を撮れと言わんばかりの意気込みでした(笑)。

折角なのでノリノリなお兄さんを写真に納めたら、今度は後ろ姿に。気のいい人だなあ。 全然、撮るつもりは無かったんだけど、お兄さんのノリに合わせて撮っちゃいましたよ。 胸と背中にある液晶はお尻のところにあるノートPC?に接続されてるようです。 座れない服ってのもどうかと思うけど、面白いから良いか(笑)。いいぞ、もっとやれ。


○ソルダムブース

ソルダムブース AquaGizmoサンプル
MT-PRO 800+AquaGizmo・その1 MT-PRO 800+AquaGizmo・その2

自作用ケースのブランド「WiNDy」を手がけるソルダムのブースです。
今回は殆どが水冷システム「AquaGizmo」の紹介で占められていました。 でも水とギズモってグレムリンの素じゃなかったっけ?(笑)

今年は色々なブースで水冷システムを展示していましたが、 ソルダムのものが一番良く出来ているように見えました。作りもちゃっちく見えないし。 今後、ますます熱くなるCPUにはやっぱり水冷が必要なのかなあ。

MicroATXケースの新モデル「MT-PRO 800」も展示されてました。 デザイン的にはちょっといまいちな感じ。家で使ってる旧モデル「MT-PRO770II」の方がシンプルで良いです。

それよりも気になるのは、このMicroATXケース+「AquaGizmo」の組み合わせ。 展示サンプルを見るとラジエータのでっぱりがAGPカードに干渉しそうな位置にあるんですよ。 見る向きが悪いだけなのかも知れないけど、あれは大丈夫だったのかな。


○セグウェイ試乗コーナー

セグウェイ試乗中・その1 セグウェイ試乗中・その2 インストラクターのお姉さん

WPC EXPOは名前の通りコンピュータの展示会なわけですが、 何故か会場の隅っこにセグウェイの試乗コーナーがありました。

30分に5人ずつ試乗が出来るのですが、100人近く集まった人たちにジャンケンで勝たないと乗れません。 どうせ勝てないとか思ってジャンケンしたら……勝ちました! 試乗決定。やほーい。

インストラクターのお姉さんが言うには、セグウェイには色々と鍵があるそうで、 最大速度はその鍵ごとに変わるらしいです。今回は一番遅い鍵で試乗です。

まず片足をセグウェイに乗せてから車輪を前後させ、前にも後ろにも進まない場所を探します。 安定した場所を見つけたらもう片足を階段を上るように乗ります。 この時、ハンドルを持つ手に力を入れるとぐらぐら揺れます。多分、ブッシュは力みすぎたんでしょう(苦笑)。

乗車したらお姉さんが乗った人の鼻を引っ張るような仕草をして、 鼻を引っ張られているようなイメージをしてください、とのこと。 すると、すーっと前に進みます。足に力を入れる必要は全く無し。逆に力むと揺れます。 もの凄く不思議な感じで前進しました。なんで進んでいるのか良く判らない感じだったし。

止まるときは同じように鼻を押さえられるようなイメージをします。 すると本当に止まります。凄いです。なんで止まるんだろ。 ちなみにバックはそのまま鼻を押されるイメージで。

左ハンドルのグリップに仕組みがあって、これを右に捻るとその場で右回転を、 左に捻るとその場で左回転を始めます。移動中にゆっくり捻ると曲がれます。 乗り方はこれだけ。これだけで乗れるんですよ、セグウェイって。

てっきり足を使って重心移動をすると思っていたのですが、 もっと腰から上の辺りの重心を感知して前進/後進する仕組みみたい。 慣れると意識せずに乗りこなせるとのこと。

結局、100人近い観客が見守る中でぎこちない運転を披露してきましたよ。 今まで体感したことがない経験をした気がして大変面白かったです。 ちなみに乗車中かなり写真を撮られました。もしネット上で見かけたら笑ってやってください。


○高速電力線通信推進協議会(PLC-J)ブース

PLC-Jブース PLCの仕組み PLCのデモ
PLCモデム

高速電力線通信推進協議会ブースです。
以前、話題になった電力線を使った通信を実現化するプロジェクトとのこと。 つまりコンセントがあれば何処でも通信出来るわけです。かなり革命的な技術です。

通信速度が示されて無かったのでどのくらいの速度になるかハッキリしませんでしたが、 展示されていたPLCモデムのサンプルを見る限り、大体45Mbpsは出るようです。 ただこの技術にはまだ課題もあり、電波の周波数の規制緩和も必要だとか。 まだまだ時間の掛かるようですが今後の動向が楽しみな技術です。


大体、目に留まったブースは以上になります。
なかなか楽しいEXPOでした。

本当はもう少し写真が残っているのですが、容量の都合で割愛することにしました。 ちなみに下記のようや写真を省いています。


○auブース

参考出展のスリムな携帯モック写真(携帯らしく無い造形が良かったです)

○Kensingtonブース

USBライトやUSB扇風機の展示写真(懲りないところがステキ)

○EIZOブース

20インチ大の液晶モニタの写真(かなり精密な画像が表示出来てました)

○翼システム

スポーツカーとPCの連携写真(PC上からライトの点灯やパッシングが出来ます)

○ボーズ感性工学

こういうイベントで必ず出て来るので記念写真を(笑)

○NEC

燃料電池やトラベル通信端末の写真(なかなか興味深い展示でした)

○SHARP

3D液晶搭載ノートPCの写真(パッと見で目が疲れました)

○Imationブース

「お前ところのCD-Rが焼けなかったんだコラ」と難癖付けるクレーマー写真(笑)
単にドライブのファームが悪いんじゃないの?

○日経ブース

段ボールPCケースがステキな写真(こんなの置くなよ・笑)

○SanDiskブース

ジャンケン大会で優勝するとサイバーショットとメモリースティックが貰えるステキな会社でした。 何回か勝ったけど、残念ながら敗退。無念。


帰途

それではお疲れ様でした。
また来年ー。




2003.9.25

'03 秋期アニメ視聴予定

と言うわけで季節の変わり目ごとに恒例となってるアニメ談義です。
Rec-Onを導入してからと言うものの見る番組も増える一方。 HDDレコーダは悪魔の機械やね。使い出したらもうビデオには戻れません。

それはさておき今期の話ですが、これまた多いなあ。新番組。 今のところは下記のものを見ようと思ってます。


AVENGER :水曜深夜 25:00〜25:30(テレビ東京)[2003/10/1スタート]

宇宙のステルヴィアの枠で始まる新番組です。
情報が殆ど無いので何とも言えないのが正直なところ(笑)。 そんなんで初回は様子見と言ったところでしょうか。

監督はNOIRや# .hack//SIGN、腕伝の真下耕一氏。 まあまあ楽しめそうな雰囲気がするので、期待度:B+にしておきます。

R.O.D -THE TV- :水曜深夜 26:58〜27:28(フジテレビ)[2003/10/15スタート]

既にスカパー!で放映されているR.O.D -THE TV-が地上波で放映されます。
OVA「R.O.D」がかなり良い出来だったので、これも期待したいところですね。 話によると物語はそのOVAの続編らしいし。評判も上々。 あとはどれだけクォリティを維持出来るかってところでしょうか。

唯一心配なのは枠がフジテレビの深夜なこと。あの枠はとにかく信用出来ん。 この辺の話は夏アニメの感想の時にでも。

期待度:A+。これは早く見てみたいです。

GUN SLINGER GIRL :水曜深夜 27:28〜27:58(フジテレビ)[2003/10/8スタート]

人気マンガのアニメ化です。原作は電撃大王で連載中。
あの独特な雰囲気の物語が、どのようなアニメになるのか興味津々です。 一応はアニメとマンガは別物だと思っていますが、 原作を尊重しないようなアニメは論外とも思ってます。

オフィシャルサイトを見る限り、少しイメージしたものと違ってきているので、 期待半分、心配半分と言ったところかな。 期待度:Aです。

なお初回放送は27:48からなのでご注意を。

鋼の錬金術師 :土曜夕方 18:00〜18:30(TBSテレビ)[2003/10/4スタート]

こちらも人気マンガのアニメ化です。
正直なところ、アニメ化は早すぎたんじゃ無いのかなあ。 今のところ原作は既刊で5冊しか出ていないし。

原作付きのアニメでオリジナル要素は鬼門になるわけですが、 TBSがやけに力を注いで居るようなので、それを含めて期待しても良いのかな。 (TV局が力を注いで居ること自体が心配という話もなきにしもあらずですけど)

期待度:Aにしておきますか。


今のところ確実に見ようと思っているのはこれくらいです。
これ以外に気になるものとしては、

GUNGRAVE
最遊記RELOAD
魁!!クロマティ高校
PEACE MAKER 鐵
円盤皇女ワるきゅーレ 十二月の夜想曲
君が望む永遠
銀河鉄道物語

でしょうか。一応、一話目はちゃんと見ようと思っていますけど、 如何せん分量があるので見るかどうか微妙なところです。そのため一律、期待度:Bにしておきます。

この他にもやたらといっぱい新番組が放映されるわけですが、 この中からヤシガニのような不幸なアニメが出てこないことを祈っています。

[注意事項]

ここに書いてある放映時間や情報等は間違っているまたは変更になる可能性が多々あります。 そのため、時間が間違ってたから録画出来なかったぞコラ、のようなお叱りは勘弁してください。 当日は必ず新聞等を確認した方が良いです。私も何度も泣かされています。急に変更するなっての。




2003.9.28

夏期アニメの感想・その1

季節ごとに恒例となっているシーズンオフのアニメ感想です。 今期は7月、8月、9月に見たアニメが対象になります。 今回も前と同様に分割して書くことにしました。 なにせ分量が分量なので。一度には書ききれないですって。

その1は来期も継続して放送されるものを。 対象は「NARUTO」、「金色のガッシュベル!!」、「D.C.〜ダ・カーポ〜」になります。

その2は今期で終了したもの。 対象は「E'S OTHERWISE」、「宇宙のステルヴィア」、「GAD GUARD」、「TEXHNOLYZE」、「魔探偵ロキRAGNAROK」、 「HAPPY LESSON ADVANCE」、「GET BACKERS」、「機動戦士ガンダムSEED」、「グリーングリーン」、 「LAST EXILE」、「エアマスター」になります。 こっちは今の時点で終わっていないものもあるため、書くのはまた今度と言うことで。

あと勝手に付けている期待度なんですが、7段階で採点しています。 一番面白いと思ったものにはA+、続いてA、A−、B+、B、B−、全然ダメだったのはCにしてあります。


[NARUTO]

4クール目も無事に終了し、2年目に突入することになりました。
てっきり満1年で終わると思っていたので、ちょっと驚いています。 終わらせるには惜しいと思っていたし。継続して何よりです。

一年経過した今でも原作を忠実にアニメ化されているのは良いですね。 原作では描かれなかったテンテン対テマリをしっかり見せるのも良かったし。 概ね問題ないと思います。

5クール目は、中忍試験の本選から木の葉落とし、と言ったところかな。 是非、猿飛先生対大蛇丸を神がかった作画で見せて欲しいものです。

期待度:Bに対して、今時点での評価は:A−です。

[金色のガッシュベル!!]

2クールも無事に終了し、3クール目に入りました。
原作の面白さがしっかりとアニメで再現され続けていますね。 声優たちの好演も光っていると思います。

イギリスでの戦いが終わったと言うことは、そろそろ石板の魔物たちの話になるのかな。 なんかこのままだと原作を追い越してしまいそうですが、その辺はどうするつもりなんだろう。 心配しているのはその点だけですね。今のところは。他は問題なし。面白いです。

最初に期待度は提示して居ませんでしたが、今時点の結果はAです。 春[提示無し]→夏[A−]→秋[A]。評価も徐々に上がっています。

[D.C.〜ダ・カーポ〜]

原作となるゲームを全くしていない人間の感想ですが、
思ったよりも悪くないと言うのが正直なところです。 ただ取り立てて面白いわけでは無いですけど。

気になるのはやはり本編の短さでしょうか。 いつもあっと言う間に終わってしまいます。 サイドストーリーを入れるという企画は悪くないと思うけど、 それが物語と殆ど関係無い話ってのはどうなんだろう。

話の方はそろそろキャラも出揃ったので、どんな風に動き出すのか気になるところです。 今までの話はキャラ紹介的な要素が強かったので、これから本番と言ったところなのかな。 今後の展開に期待したいところです。

期待度:B−に対して、今時点での評価は:Bくらいでしょうか。


こんな感じです。
続きはまた今度と言うことで。



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