2003.7.17
DVDを作ってみた・その2
5月にDVDを作った後、
焼いてないデータを何個か消し飛ばしてしまいヤル気萎え萎えになっていたわけですが、
録画ファイルだけで既に80GB近くになり限界が近くなってきたため、今一度頑張ってDVD制作に励んでおります。
ちゃんとTMPGEnc DVD Authorも買いましたし。
今は撮り貯めた録画ファイルをせっせとDVDオーサリングをしているわけですが、
まあ折角なんでこのプロセスを紹介してみようと思います。
まず工程としては、
(1).Rec-On Sで録画したファイルをPCへ転送
↓
(2).必要に応じてTMPGEnc DVD Source Creatorを使いファイルを再エンコードする
↓
(3).DVD Authorで録画ファイルをカット編集したりタイトルメニューを作成したり
↓
(4).DVDイメージを作ったらWinCDR 7.0 ULTIMATE DVD 2でDVD-Rに焼き込む
こんな感じになります。
ちなみに以前に書いたHDDレコーダ・Rec-On Sのレビューはこちら。
まず(1)ですが、これは特に労力は掛かりません。ファイル転送するだけだし。
それよりもRec-Onの録画設定を確認する方が重要かも。
最近はプロ野球のおかげで10分単位の延長があるため油断は禁物なのです。
(2)は、ひたすら時間ばかりが掛かります。
Rec-OnのHQモード(最高画質モード:映像ビットレートは12Mbps)を使用した場合、
録画ファイルはDVDの規格外になります。勿論、このままでは使えないです。デカすぎで。
これをDVD規格内のビットレートにするべくDVD Source Creatorを使います。
このソフトを使ってファイルを再エンコードするわけですが、これが時間の掛かること。
HQモードで録画されたファイルを8Mbpsに再エンコする場合、
30分の録画ファイルで大体1時間30〜40分くらい掛かります。
これがSPモード(6Mbps)やLPモード(3Mbps)なら再エンコすることなくDVD Authorに持ち込めるんですが、
DVDにしようと思っている録画ファイルの殆どはHQモードで録画しちゃったので……。
(3)になって初めてDVD Authorを使い、用意した録画ファイルを編集し、タイトルメニューを作成します。
まず録画ファイルの編集ですが、編集と言っても単に余計なCMをカットするだけだったりします。
手間は掛かりますが、それほど難しくは無いですね。素人でも出来ました。
次にタイトルの作成なんですが、実はここが一番難しかったりします。
DVD Authorのメニューは自由度がかなり低い分、センスの善し悪しが大きく左右しちゃうし。
画像は使用するmpegファイルから引用出来るけど、それでも悩みますね。
モーションメニューが出来るって言われてもなあ。
これが終わると(4)になるわけですが、ここはDVD Authorでイメージを作ってDVD-Rに焼くだけ。
特に難しいことは無いです。使うメディアを気にするだけかな。とりあえず太陽誘電製を使ってます。
こんな感じで録画したファイルをDVDにしています。
思うにタイトルメニューの作成がDVD作成の肝なのかな。
で、色々と試行錯誤して作り終わると、こんな感じに出来上がります↓
これは魔探偵ロキRAGNALOKのタイトルメニューなんですが、
どうも内容と雰囲気が合ってのは気のせいですかね(笑)。
代わりにチャプターメニューでは繭良のコスプレコレクションを作ってます。
これでバランスが取れてると信じたい(苦笑)。
続いてESと宇宙のステルヴィアを作ったわけですが、
ステルヴィアの方はちょいと失敗してしまいました。
このタイトルメニューは見た限り何も問題無さそうに見えますけど、
画面の大半がチャプターメニューのボタンになってたりします。
DVDデッキでは問題無いですが、PC上だとちょっとね。
(点線の範囲全てがボタンになっちゃってます。チャプターメニューのボタンのデカくなりすぎてしまいました)
これは色々と工夫したんだけどなあ。
どうやら今回は裏目に出てDVD-Rを一枚消費。
また作り直しか……トホホ。
[追記]
TMPGEnc DVD Authorに新しくメニューテーマの編集機能が追加されたので、
こういった問題と言うか失敗は解消されるようになりました。良かった良かった。
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