2004年12月29日

パソコン日記(2004)




1997年からはじめた身の回りのコンピュータ全体の日記コーナーです。

仕事でソフトウェア開発をやっているので、仕事も趣味もコンピュータです。 そんな生活の中で起こったことや気づいたことを紹介します。
毎日書いてるわけではないのですが、のらりくらりと続いています。

特定のテーマで独立したページを書くのは結構大変なのですが、日々の出来事を エッセイ風に書くのはかなり楽なので最近はこちらばかり更新しています。



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2004/12/28(火)

Windows2000 DDS テープドライブ

某所でWindows2000 にSCSI DDS テープドライブのドライバをセットアップ しました。
SCSI DDS はメーカーからデバイス毎の専用ドライバが提供されるのではなく、 マイクロソフトの汎用ドライバを設定するのがミソです。

次のようにします。
(SCSI カードのドライバは既に設定されているものとします。)
  1. DDS をSCSIカードに接続した状態でWindows2000 を起動し、管理者権限のある ユーザでログオンします。
  2. 「コントロールパネル」から 「ハードウェアの追加と削除」をクリック
  3. 「次へ」ボタンをクリック
  4. 「デバイスの追加/トラブルシューティング」にチェックが入った状態で 「次へ」ボタンをクリック
  5. デバイスが検索され、接続したDDSが黄色のビックリマークアイコンに なっているのでそれを選択して「次へ」ボタンをクリック
  6. 「このデバイスのドライバがインストールされていません。(コード28)」 と出るけど気にせずに「完了」ボタンをクリック
  7. すると「デバイスドライバのアップグレードウィザードの開始」が始まります。 「次へ」ボタンをクリック
  8. 「このデバイスの既知のドライバを表示して、その一覧から選択する」 をチェックして「次へ」ボタンをクリック
  9. ハードウェアの種類の選択で、「テープドライブ」を選択して「次へ」ボタン をクリック
  10. 製造元の選択で「(標準テープドライブ)」の中のモデル「 4mm DATドライブ」を選択します。これがDDS の汎用ドライバです。
  11. 「次へ」ボタンをクリック
  12. 「Windows によって、このデバイス ドライバがハードウェアと互換性がある ことを確認できなかったため、このデバイスをインストールしないことをお勧 めします。ドライバに互換性がない場合、ハードウェアが正しく動作しないこ とがあります。また、コンピュータが不安定になったり、完全に動作しなくな る可能性もあります。このドライバのインストールを続行しますか?」 という更新警告が出るけど気にせずに「はい」をクリック
  13. 「次へ」ボタンと「完了」ボタンをクリック

以上でWindows2000 でSCSI DDS を利用できるようになります。

cygwin のmttar が入っている場合は mt -f /dev/st0 status
でUNIX と同様に次のようにDDS のステータスを確認できます。

No media
General status bits on (2070000):
 DR_OPEN IM_REP_EN REP_SM HW_COMP
min block size   :        1             max block size   :    65536
def block size   :    16384

ただし、cygwin のversion が1.3.4 より小さい場合はこの前に/dev ディレクトリを掘ってからその下に/dev/st0 ディレクトリを掘り、 mount -b //./tape0 /dev/st0を実行しておく必要があります。
version 1.3.4 以降はこのmount 操作が不要です。

もちろん、tar cvf /dev/st0 ./dirname のようにディレクトリ配下を バックアップしたりtar xvf /dev/st0 のようにテープからファイルを 取り出すことができます。日本語のファイル名やディレクトリ名でも大丈夫でした。
tar cvf - ./dirname | openssl enc -bf | dd of=/dev/st0のように暗号化して ディレクトリ配下をテープに書き込むこともできます。

cygwin によるWin32デバイス名のPOSIX デバイス名へのマッピングに関しては
Cygwinユーザーズガイド (http://www.sixnine.net/cygwin/translation/cygwin-ug-net/)の 3.4.2. POSIX デバイス (http://www.sixnine.net/cygwin/translation/cygwin-ug-net/using-specialnames.html) を参照してください。


2004/12/26(日)

Panasonic LF-P767C

パナソニックのUSB バスパワーでDVD+R DL の書き込みまで対応したLF-P767C を購入しました。
InterLink MP-XP7310 のOS ブートが可能かどうかが心配だったのですが、見事 KNOPPIX3.4 を起動できました。 MP-XP7310 から1本のUSB ケーブルでバスパワー起動可能です。

OPEN ボタンを押してもカバーが開かず、ひょっとして電源がつながってないと CD を入れられないのか?! と思いましたが本体裏に強制オープンレバーという 小さなレバーがあり、 これで通電していない状態でもカバーを開けることができました。

LF-P767C

ノートPC 100G HDD換装その後

自力で2.5inch 100G HDD(MK1031GAS) に換装したインターリンクのその後です。 なんと、異音が出るようになりました。

温度が低いうちは問題ないのですが、起動して30分ぐらいするとジーーーッ という振動音が出ます。WindowsXP を起動していると約5秒間隔で瞬間的な ディスクアクセスが発生するのですがその度にこの異音が大きくなったり小さく なったりします。ディスクに全くアクセスしないKNOPPIX を起動しても暖まって くると同様の異音が発生します。
再度分解してネジを締めなおしてみたのですが効果はありませんでした。残念。

もとの40G HDD に戻すと異音が止まるのかどうか興味がわきますが、めんどくさいので このままガマンして使います。

GIMP 2.2

フリーの高機能画像処理ソフトGIMP2.2 が出たのでそのWindows版(英語版) をインストールしてみました。上のLF-P767C の写真はGIMP でトリミング、リサイズしました。
もう一枚、ザウルスの写真を貼りつけます。

LF-P767C

Visual Studio .net Professional 2003 MSDN Deluxe


Visual Studio .net 2005 が発売されると、私のVisual C++ 6.0 からのアップデート パスがなくなりそうな気がするので駆け込みでVisual Studio .net Professional 2003 MSDN Deluxe Edition アップグレード版を購入しました。
Subscription 登録後、Windows2003Server の開発版が入手できるのでたのしみです。
Visual Studio .net のインストール先に5.3G の容量が必要なのでインストールするには先に146G SCSI DISK をもっと大きいのに換装する必要がありそうです。

先月あたりから日立HGST の300G SCSI HDD 10K300 が発売され、秋葉原でもBLESS 等で実物を拝めるようになりました。 今は14万以上するようですが、ベンチマークマニアの方からの中古出物か、 もう少し価格がこなれたら換装しようと思います。

2004/12/23(木)

玄箱 Debian でメールサーバ

Linux 等のUNIX 系OS ではシステム環境内でe-Mail が自然に利用されています。 例えば毎日定時実行しているcron ジョブが失敗した場合にroot ユーザにエラーを 知らせる電子メールを送信したり、システムを監視するプログラムを動かしていて 何かイベントがあった時にroot にメールで知らせるようなことがあります。
Windows ではOS環境 がAdministrator に勝手にメールを投げることはないですね。 UNIX系とWindows系の文化の違いです。

私の玄箱に入れたDebian GNU/Linux もいろいろデーモンを整備したく、そのインフラ としてメールの仕組みを整備することにしました。 Windows ではMUA(Mail User Agent: OutlookExpress とかEudoraのようなメールアプリ) に直接SMTP サーバやPOP サーバの設定を登録しますが、UNIX 系OS では ローカルのMTA(Mail Transfer Agent: sendmail やPostFixのようなメールサーバ) を設定して外部とのメール配送の設定(親分メールサーバのアドレスとか)を セットアップします。これもWindows 系との違いですね。UNIX はシステムの一部と してメールを扱うためにOS環境側にメールの設定が必要なわけです。

Debian ではMTA としてsendmail ではなくexim が主流とか。 私はexim なるMTA は全くしらなかったのですが、私の環境にもいつのまにかexim が入っていました。 インストールの時に入ったのかもしれないし、 何か他のパッケージを入れたときに依存関係で自動追加されたのかもしれません。

exim の設定方法を調べてみたところ、eximconfig というセットアッププログラム を実行して質問に答えていけばいいことがわかりました。 root 権限でeximconfig を実行し、英語のメッセージに答えていくことで /etc/exim/exim.confという設定ファイルができました。

eximconfig の英語は表現が難しく、かなりつらかったです。 「多分こういうことを言っているのだろう」と類推しながら設定し、テストしてみて ああでもないこうでもないと何度かeximconfig をやり直してやっとうまく動作するようになりました。 もっとわかりやすい英語表記にしていただけたらな、と思います。
試行錯誤ではexim -d -bt メールアドレスのように実行してみることで 実際のメールを送信せずに何が起こるか(どのように配送されるか。 送信サーバへの転送とか、ローカル配送とか) のシミュレーション結果が表示され 設定が自分の意図に合っているかどうかを確認できました。

実際にテストメールを送信してみたところ、 設置場所の親分メールサーバが玄箱からのメールをうまく転送してくれない という問題が出ました。これは/etc/email-addressesというファイルにDebian での自分のユーザ名とそのユーザのメールアドレスの対応を記述 (ユーザ名: メールアドレスの形式で記述)することで解決しました。 メール送信者のフィールドにDebian のログインアカウントから合成された正しくない メールアドレスが入っていたのが、/etc/email-addressesの設定によって 正しいアドレスに修正するようになったようです。
なお、exim のログは/var/log/syslogに出力される他に、 /var/log/exim/ にも出るようです。


2004/12/13(月)

玄箱 Debian 化ではまりました

夏ごろ衝動買いしたものの、使わずほったらかしだった玄人指向のNAS 組み立てキット 玄箱を組み立てました。 しかし付属するLinux でsamba サーバにするのではなく、 玄箱 Debianサーバ構築メモを 参考にさせていただき、いきなりDebian 化しました。

インターネット接続の太い場所でセットアップ(ssh, emacs, gccなどをapt-get) を終え、利用場所の固定アドレスなどの設定に変更してから設置場所を移動しました。 すると、つながらない...

キーボードや画面コンソールがないのでネットワークが繋がらないと設定の確認も できません。非常に困りました。

玄箱をよーーく観察するとMACアドレスのラベルと設定初期化ボタンに気づきました。 ハブにつないで電源が入った状態でPC で全パケットをキャプチャしても玄箱の MACアドレスは現れません。 設定初期化ボタンはインターネットを検索しても効用や利用方法が謎のようです。 このボタンを長押しして電源を切ったり入れたり、ACコンセントをぶちっと抜いたり しているうちに、おそらくDHCP で割り当てられたIP アドレスにこいつのMACアドレスが現れました
すかさずtelnet で接続すると、玄箱のROMモニタ(と言っていいのだろうか)であるEM モードのプロンプトが! root で接続し、/dev/hda1 を手動マウントして/etc の設定を調べました。 その結果、/etc/network/interfaces の"iface eth0 inet static" の行を誤ってコメントアウトしていることが判明しました。

この場合は恐らくイーサネットがON にならず、全く動作しないのでしょう。 これを修正し、玄箱の有名なおまじない echo -n 'OKOK' > /dev/fl3 でdisk から起動するようにしてreboot しました。 でも何故かまたEMモードで起動してしまいます。何度か ON, OFF を繰り返していると正常にDISK からDebian GNU/Linux が起動しました。

こんなにMACアドレスをありがたく感じたのは初めてです。

2004/12/10(金)

SL-C3000 をUSB ホストにするケーブル

SL-C3000 に付属するUSB ケーブルはPC にSL-C3000 を接続するためのケーブルで、 このケーブルでUSB周辺機器を接続してもZaurus はホストモードとなりません。 USB ミニコネクタにはAタイプとBタイプがあり、付属するケーブルのミニコネクタは Bタイプです。細部が微妙に違うAタイプのコネクタを刺した場合のみSL-C3000 が USBホストとして動作するそうです。

普通のショップで販売されているUSBミニコネクタのケーブルは100% Bタイプです。 秋葉原にあるモバイルグッズの専門店
モバイル専科 (http://www.wolf.ne.jp/)で SL-C3000 HDDザウルスをUSB ホストにできるUSB ミニAケーブル をようやく購入することができました。価格は1890円でした。SHARP 製ではないようで、ビニール袋に入ったバルクです。

USBホストケーブル1 USBホストケーブル2

さっそくSL-C3000 にUSBフラッシュメモリを接続してみました。
塩田紳二氏のレポート 『 SL-C3000のUSBホスト機能を使う』 (http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/1122/pda39.htm) を参考に、USBフラッシュメモリを/dev/sda1としてマウントし内容にアクセスすること はできました。

私のUSBメモリ IO DATA EasyDisk Platinum には2色LEDがついています。USB2.0 で認識されると青、1.1の時は赤に点灯します。 取り外し可能になるとこのLEDが消えるようになっていてPC ではこの仕様どおりに動作します。 しかしSL-C3000 ではrmmod usb-storage を実行してもUSBメモリのLEDが消えません。 完全に切り離せてはいないようです。前後でlsmod で確認すると、usb-storage という モジュールは確かにリムーブできているようなのですが。
USBホスト機能は正式にはサポートされていないので文句は言えないですね。 将来正式サポートとなるとWindowsのようにハードウェアの取り外しウィザードのような GUIが整備されるのでしょう。


ドライバの磁化

秋葉原で工具を見ていると、マグネットブレードになっていないドライバー を磁化できる器具を見つけたので購入してみました。サンワサプライのTK-MAG2 『ドライバー用マグネタイザー』という製品で500円程でした。

磁化したい場合はドライバーを+の穴に通し、消磁したい場合は-の穴に通すそうです。 半信半疑でドライバーを通してみると、本当にネジがくっつくようになりました。

磁化器1 磁化器2

2004/12/07(火)

MK1031GAS の性能

100G HDD に交換したInterLink のベンチマーク結果は次のようになりました。
 ★ ★ ★  HDBENCH Ver 3.40 beta 6 (C)EP82改/かず ★ ★ ★
M/B Name
Processor    1000.04MHz[GenuineIntel family 6 model 9 step 5]
VideoCard   Intel(R) 82852/82855 GM/GME Graphics Controller
Resolution  1024x600 (32Bit color)
Memory      777,008 KByte
OS           5.1 (Build: 2600) Service Pack 2
Date        2004/12/07  22:59

Intel(R) 82801DBM Ultra ATA Storage Controller - 24CA
プライマリ IDE チャネル
  TOSHIBA MK1031GAS

Intel(R) 82801DBM Ultra ATA Storage Controller - 24CA
セカンダリ IDE チャネル

   ALL  Integer   Float  MemoryR MemoryW MemoryRW  DirectDraw
 20844    45971   46367    34139   23491    40329          30

Rectangle   Text Ellipse  BitBlt    Read   Write   RRead  RWrite  Drive
    19570  15564    7520     123   28001   22064    9765   10975  C:\100MB


交換前の40G HDD のベンチマークはとってなかったので比較できませんが、 4200rpm の割にはかなりよい結果だと思います。


SL-C3000

4G マイクロHDD搭載のLinux ザウルス SL-C3000 を購入してそろそろ1ヶ月になります。 HDD を活用した利用はあまりしておらず、速くなったモバイルWeb 端末として毎日ミッションクリティカルな用途(^^;) に活躍しています。

ザクI(SL-C700)からザクII やグフを飛ばしていっきに重モビルスーツドム に乗り換えたような気分です。 別の表現をすると、これまではヘリコプターを操縦していたのがVTOL のハリアーに乗るようになった気分でもあります。 母艦から発進する、より強力な兵器というイメージですね。

@Freed でインターネットに接続したやや不安定な状態で、Web の画面遷移中にTCP エラーと判定するまでのタイムアウトが前のSL-C700 より短くなったように感じます。 もうすこしねばって欲しいものです。

重くなったので前かがみになった時に胸ポケットから2回落としました。 電源はOFF の状態でしたがとりあえず無事です。
オプションはスペアのバッテリを後で購入しました。 キーボードとかつないで遊びたいのですが、ミニA コネクタのついたホスト用USB ケーブルの購入ルートを開けずにいます。
アプリケーションは最新のOpenSSL 0.9.7e やOpenSSH 3.9p1 をクロスコンパイルして入れました。
内蔵スピーカの音質がかなり良好で、買ってからしばらくはMP3 をよくかけ流してました。

2004/12/05(日)

ノートPC のHDD を100G に換装

Victor InterLink MP-XP7310 の1年の保障期間が過ぎました。 最近やや調子の悪い40G HDD を予防保守とスペックアップを狙い100G に交換するため、東芝の4200rpm 2.5inch 100G HDD (MK1031GAS) を購入しました。

MP-XP7310 はリカバリCD が付属しておらず、HDD の領域からリカバするように なっています。disk を交換するのでリカバリ用の隠しパーティションをうまく 移動しなければなりません。
土日の2日間悪戦苦闘したのですが、最終的に次の手順で交換できました。

    <準備>
  1. 重要なファイルのバックアップと消しておきたいファイルの削除
  2. 40G HDD にかけていたHDD パスワードを解除
  3. リカバリ用パーティションがLinux 表記で表すと/dev/hda1 でパーティション型は 1b(Hidden W95 FAT32)であることを確認しました

    <リカバリパーティションのコピー>
  4. IBM のUSB Portable CD-ROM ドライブ(33L5151)で1CD で起動できるLinux KNOPPIX3.4を起動。ターゲットの100G HDD をUSB 箱で外付けにし、 この新品のHDDにsda1(USB接続のHDD はSCSIのようにsdaになるようです) をパーティションID: b(W95 FAT32) で新規作成します。 この時、hda1 と全く同じサイズにはできなかったので、少し大きめになりました。
  5. 作成したsda1 をFAT32 でフォーマット(mkfs.vfat /dev/sda1)
  6. 隠しパーティション(/dev/hda1)の内容を100G HDD sda1へコピー。
    (dd if=/dev/hda1 of=/dev/sda1 bs=512)
    これは次のように5時間近くかかりました。USB CD がUSB1.1 のためHDD がUSB2.0 で動作できなかったのではないかと思います。
    root@ttyp0[sbin]# dd if=/dev/hda1 of=/dev/sda1 bs=512
     4626656+0
     4626656+0
    2368847872 bytes transferred in 17018.915415 seconds (139189 bytes/sec)
    


  7. fdisk で100G HDD のsda1 のId を1b に変更(fdisk /dev/sda)
  8. 更にfdisk で100G HDD にID: c で20G のダミーパーティションを作成し、 これをActive に設定


    <DISK を換装>
  9. Professional Library(http://www.pcinf.com/mobile/xp7310/page10.htm) を参考にさせていただき、MP-XP7310 の内蔵HDD を100G disk に交換しました。

    ディスクはメイン基盤の裏側に直接固定されていて、全部バラバラに分解する必要が あります。非常にハラハラでした。うまくいけば自分のミニノートが100G になる、というエサがなければできないことだと感じました。
    元々HGST のディスクが入っていたところに東芝製のものに交換するということで うまく入るかどうか心配だったのですがネジ穴とかコネクタとか統一できているようで ピッタリでした。

    100G diskを装着!


    <WindowsXP をリカバリ>
  10. MP-XP7310 を起動し、初期化されたのでBIOS パラメータを確認、修正
  11. 起動時にAlt+F8 を押してリカバリモードで起動

    しかしうまくリカバリが起動しません。 USB CD-ROM でWindows98 OEM 版のCD で起動し、fdisk /MBR を実行して再起動 してもリカバリできません。

  12. Windows98 OEM 版のCD で起動した状態で、隠しパーティションの中身に アクセスできることに気づきました。 Alt+F8 で隠しパーティションのID が1b からb に変更された模様です。 autoexec.bat を見るとrecovery というプログラムを実行すればいいらしいと判明しました。 Win98 CD のDOS コンソールからrecovery を直接実行してWindowsXP をリカバリ。
  13. PowerQuest のImageCenter というアプリが起動してリカバリするようです。 Cドライブのみのリカバリを選択すると残りの全容量でC: にされてしまいました。 リカバリで作成されたCドライブはFAT32 になっています。
    リカバリ中

  14. WindowsXP でchkdisk してからKNOPPIX のCD を立ち上げ、GNU Parted でC: を20G にリサイズしてみます
    parted /dev/hda
    help でサブコマンドを確認
    print で状況を確認
    resize 2 2259.141 23259 でリサイズを実施
    quit でparted を終了
    

  15. WindowsXP でconvert C: /FS:NTFS でFAT32 をNTFS に変換しときます
  16. 起動時にAlt+F2 でBIOS メニューに入り、HDD password を設定しました


交換とWinXP のリカバリは以上の通りです。

このようにたどり着く前、最初はリカバリ領域の内容を別マシンのSlackware Linux にNFS 経由で転送し、そちらで100G Disk に書き込もうとしました。 でも約2.3Gbyte あるリカバリ領域の内容はNFS でネットワーク転送する時に途中でエラーになってしまいました。NFS は2G の制限があるような感じです。
KNOPPIX はあまり触ったことがないので10年近く親しんでいるSlackware でできることは 極力そちらでやろうとしたわけです。結局外付けUSB HDD の利用とかmkfs.vfat とかParted とか全部KNOPPIX にお世話になりました。

パーティションのコピーとそれからによるリカバリーがうまくいかない場合の 最後の手段として、デスクトップPC へのインストールに使用したWindowsXP のCD メディアからインストールし、ライセンスkey はこのノートPC の正規のものを使用するというプランも考えていました。 幸い専用ドライバ等が整備されたリカバリ用インストーラが利用できました。



2004/10/27(水)

SL-C3000 を予約

SHARP が11月10日に発売する4G HDD内蔵の新型Linuxザウルス(SL-C3000) を予約しました。
昨年春に初代リナザウ SL-C700 を購入して毎日Web 参照に利用してますが、 もっとリソースが多い新機種リプレースの機会をうかがっていました。

私がはじめてHDD を体験したのは大学生の時にバイト先にあったNEC のEWS4800 でした。(当時所有していたPC はPC-9801RX21 でまだHDD は所有しておらず、 Turbo C のコンパイルもフロッピーベースでした。) EWS4800で何かアクションを起こすとHDDがカリカリカリッと音がして パパパッと結果が表示されるリズムが新鮮でした。

リナザウにHDD が搭載され、フラッシュメモリの書き換え寿命を気にせずPC のように 利用できることになることがもたらす可能性に期待しています。


2004/10/18(月)

Palm のゲームソフト

秋葉原でPalm ソフトの処分売りをやってました。 ハドソンのボンバーマンを525円で購入しました。 PDA のパッケージソフトってめずらしいですね。

私のTRG Pro はカラー液晶ではない古い機種なので心配でしたが、 モノクロ用とカラー用のゲームバイナリが両方入っていてモノクロ用で動作しました。
付属の紙の説明書からはシリアルキーの入力方法がわからなかったのですが、 pdf のマニュアルの中に書かれていました。 (メニューをタップして現れるOption プルダウンメニューからEnterPassword)

ボンバーマンはロボットで、地下迷宮を抜けて地上に出ると人間になれるらしい といううわさを信じて追ってをやっつけながら地上を目指す、という背景ストーリー があるそうです。

2004/08/09(月)

So-net 光(UCOM)

社宅で公認され出入りするようになったUSEN 光ファイバの勧誘が激しく、 誘惑にまけてインターネット接続を光ファイバにしました。 ユーズコミュニケーションズの光ファイバ回線を利用したSo-net 光(UCOM)コースです。
ただ最初は様子見ということで、非常に安定しているフレッツADSL(ISP はDTI) はしばらく残しておくことにします。

光ファイバの終端は社宅の共用部に設置され、そこまでが光ファイバで自室までは Max 100Mbps のイーサネットケーブルが来ます。

実は8/1(日)に工事があったのですがコンクリートの中のパイプが詰っているようで ケーブルが通らずその日は開通しませんでした。 今日再工事で今回はうまくケーブルを通せたそうです。
工事の完了確認は持ち込みのノートPC で工事担当の方がされました。 確認はSo-net に接続するのではなくUSEN の施設に接続してのもので、どれぐらいの 速度が出ているかたずねてもSo-net につないでないので回答できかねるとのこと。 この時点で書類にサインして引渡しとなりました。開通確認では自前のPC をルータを 通さずにインターネットに直接接続(=危険) しなければならないかと不安でしたが、こちらのPC での立会い確認がなかったので引き渡し後いきなりルータでNAT 接続できました。 申し込みから開通まで約1月かかりました。

事前に購入しておいたYAMAHA RT57i をルータとしてはさんでいます。 PPPoE の設定でSo-net に接続できました。このRT57i もADSL 用のRT56v も共に1つの同じ家庭内LAN にぶらさげ、ADSL を使うPC はDefault Gateway をRT56v に向け、光の方を使うPC はDefault Gateway をRT57i に向けています。
12M強のサイズのMozilla を3秒でダウンロードできるようになりました。

RT56v とRT57i 100M ブロードバンド接続部分

(右のケーブル写真の説明)

2004/08/02/(月)

SONY SDM-P234B

SONY の23inch WUXGA 液晶モニタ SDM-P234B を購入しました。
川崎のヨドバシで展示されてないので、 総合カタログを指差し取り寄せをお願いしたところ、 店内に在庫がある とのこと。21inch CRT の引き取りといっしょに配達をお願いすると 今はPCリサイクル法の兼ね合いで引き取りはやっていないとのことです。 では配達してもらっても待ち遠しいので、タクシーで自宅まで持ち帰りました。

インターネットで事前に調査してたのですが私のグラフィックカードMillenium P650 ではDVI では1600x1200 が限界で1920x1200 を表示するにはアナログ接続になるというのが仕様のようです。
でもP-650 のDVI で1920x1200 を表示できるという未確認情報もあります。

実際私の環境でやってみたところ、最初の状態では確かにDVI で1600x1200 まで しか解像度を選択できなかったのですが、 ドライバを最新の「2kxp_107_00_089」 (2004/06/10 1.7.0.89)に入れ替えるとDVI で1920x1200 に設定できました。 (BIOS はv1.1.006 のまま)

ドライバを差し替える時はMatrox のWeb サイトの注意書きにあるように、「プログラムの追加と削除」 から古いドライバをいったんアンインストールしてから入れなおしました。

SDM-P234B


2004/06/12(土)

Turtle Beach SANTA CRUZ

秋葉原を歩いていると、USER'S SIDE で Turtle Beachのサウンドカードが目にとまりました。
このブランドはPC のサウンドカードからは撤退したと思っていたので古い製品 かと見てみると、WindowsXP にも対応しているようです。 撤退は私の思い違いのようです。 昔評判がよかったブランドなのでこれを買ってしまいました。

英語版で箱やマニュアルの記述は全部英語です。でもインストールすると設定アプリ の画面表記は日本語で出ます。税込みで13,440円もしたのですが米国では$60程で 買えるようです。

内蔵のDSP で10バンドのグラフィックイコライザや様々なサウンドエフェクトを かけることができます。 ウェーブテーブルシンセサイザによるMIDI 再生は時々音が遅れたりはずれたり、 ちょっと怪しいですがMIDI の再生バリエーションが増えるのはうれしいものです。 バンドルアプリのほとんどがDEMO 版なのはがっかりです。
SPDIF 入出力がほとんどないのですが基盤にマルチコネクタのようなものがあり、 オプションで入出力ターミナルがあるのかもしれません。

これまで使っていたShuttle のHOT-255 が耳の基準になってしまっているので 音がよくなっていてもあまりかけ離れていると違和感を感じてしまわないか心配 でした。でも音は全く変わらない、というのが感想です。ちなみにONKYO のミニコンポアンプA-911M を通してBOSE 111ADを鳴らしています。

2004/06/05(土)

新規メールが全てバルクメールフォルダに入ってしまう

嫁さんの実家でOutlookExpress でHotMail を利用していて、 新規受信するメールが全部バルクメールフォルダに入ってしまう、というので様子を 見に行きました。

私はOutlookExpress もホットメールも利用したことがなく、よくわからないながらも、 きっと迷惑メールのフィルタの設定だろうと思っていました。 ところが設定を調べても迷惑メールに関する設定をしている様子はなく、 とても謎な状況でした。

かなりねばってからサーバの設定が怪しいと思い、よくわからないながらもWeb で HotMail のメールアドレスにログイン(そもそもWebメールなんですね) して設定を調べていると、 アドレス帳にない相手からのメールは全てバルクメールフォルダに受信する 設定になっていました。 きっとアカウントを作るときの質問でこの設定を選んでしまったのでしょう。
ちょっとカッコよかったかも。

2004/05/20(木)

canopus MultiRDVD

マルチメディアプレーヤが欲しいと思っていたところ、店頭でカノープスの製品を見て 衝動買いしてしまいました。

イーサネットにつないでPC のファイルを再生できると思っていたのですが、 これはネットワークには繋がらず、PC でCD-R やDVD-R に焼いてそれを再生するようです。とんだ勘違いをしてしまいました。 とりあえず普通のDVD プレーヤとして利用しています。
かなり古いSONY の14インチぐらいのトリニトロンテレビにつないでいる割には 画面がかなりきれいです。画質は結構いいのかもしれません。

2004/05/17(月)

Norton Internet Security2004

Intel のマザーボードにバンドルされていた英語版NIS(Norton Internet Security) 2003 のLiveUpdate 無料更新期間3ヶ月がとっくに切れていたのですが、 致命的なバグの更新が出ているようなので仕方がなく日本語版 Norton Internet Security 2004 特別優待版を購入しました。

英語版からの更新インストールで設定が引き継がれるかどうか心配だったのですが、 ホームネットワークの信頼・制限ホストの設定が引き継がれずクリアされてしまい ました。 アプリケーションごとのネットワークアクセス許可設定は引き継がれたようです。 英語版をアンインストールせず、日本語版を上書き更新インストールしました。

後日 有隣堂(書店)川崎Be 店で英語版NIS 2004 が販売されているのを知りました。 しかも簡易パッケージで日本語版よりかなり安い(4000円ぐらい)ようです。 もっとはやく気づいてればよかった。


2004/03/03(水)

Linux 機のCPU 温度監視

先日作成したホームサーバ機のファンの具合とCPU の温度を観測できるようにしてみました。

EPIA HowTo(http://www3.sympatico.ca/howlettfamily/epia/epia_howto/t1.html) というすばらしいドキュメント(英語)が公開されていて、EPIA シリーズのマザーボードをLinux で利用する場合のXFree86, Sound, DVD, Ethernet, USB, ハードウェアセンサー等の活用方法が紹介されています。 これをもとにlm_sensors をセットアップしてみました。

まずLinux kernel を2.4.25 にupdate しました。
/usr/src にlinux-2.4.25.tar.bz2 を展開して

cd /usr/src
rm linux
ln -s linux-2.4.25 linux
cd linux
make mrproper
make menuconfig
  CPU の種類はPentium を選択
  ACPI をenable
  i2c を選択
  NIC VIA rhine を選択
make dep
su
make bzlilo
make modules
make modules_install
reboot

再起動してから、上で紹介したEPIA HowTo を見ながら次のように http://secure.netroedge.com/~lm78/からダウンロードしたi2c-2.8.4.tar.gz とlm_sensors-2.8.4.tar.gz をインストールしました。

tar zxvf i2c-2.8.4.tar.gz
cd i2c-2.8.4
make all
su
make install
cd kernel
rm -f /lib/modules/2.4.25/kernel/drivers/i2c/*
cp *.o /lib/modules/2.4.25/kernel/drivers/i2c/


tar zxvf lm_sensors-2.8.4.tar.gz
cd lm_sensors-2.8.4
make all
su
make install
cd kernel/busses
cp *.o /lib/modules/2.4.25/kernel/drivers/i2c/
cd ../chips
rm -f /lib/modules/2.4.25/kernel/drivers/sensors/* ==> このディレクトリない
mkdir /lib/modules/2.4.25/kernel/drivers/sensors   ==> これが必要だった
cp *.o /lib/modules/2.4.25/kernel/drivers/sensors/


echo "alias char-major-89 i2c-dev" >> /etc/modules.conf
depmod -a
modprobe i2c-core
modprobe i2c-isa
modprobe i2c-proc
modprobe vt1211

これで準備が整いました。
最後の4つのmodprobe 実行は/etc/rc.d/rc.local に記述し、起動時に毎回自動で実行されるようにしました。
電源電圧、ファン回転数、温度センサーの数値を表示するsensors を実行すると次のように出力されました。
% sensors
vt1211-isa-6000
Adapter: ISA adapter
VCore1:    +1.96 V  (min =  -0.05 V, max =  +4.42 V)
+5V:       +4.66 V  (min =  -0.08 V, max =  +6.31 V)
+12V:     +12.14 V  (min =  -0.18 V, max = +15.00 V)
+3.3V:     +3.25 V  (min =  -0.05 V, max =  +4.18 V)
fan1:     3542 RPM  (min =    0 RPM, div = 2)
fan2:        0 RPM  (min =    0 RPM, div = 2)
ERROR: Can't get TEMP2 data!
Proc Temp: +38.7ーC  (high =  +196ーC, hyst =   -67ーC)
ERROR: Can't get TEMP4 data!
ERROR: Can't get TEMP5 data!
ERROR: Can't get TEMP6 data!
ERROR: Can't get TEMP7 data!
vid:       +2.05 V

(CPU 温度、なんか怪しいです)


2004/02/17(火)

ファンの設置

マイクロサーバのケースC138B には背面に4cm の排気ファンがついているのですが、 これがかなり騒音を発します。またケース内部で熱が発生するCPU やAC アダプタからの電源調整基盤は前面にあり、背面のファンは効果が疑問です。

C138B は本来2.5inch HDD をつける場所に6cm ファンを固定できるようにもなっていて、そこにファンをつけるとCPU や3.5inch HDD 周辺の熱をうまく側面に排気することができそうです。ただ手持ちの15mm 厚の6cm ファンは全く納まらなかったために10mm厚の薄型静音ファンainex CF-60SS (ファンはADDA製3500rpm 23.0db 以下 ハイプロベアリング)を購入し、設置しました。 背面のファンは使わないことにしました。

9.5mm 厚HDD を設置するスペースに10mm厚ファンを押し込むということで、シャーシ 固定の時にはかなり力を入れて押し込みなんとか設置できました。


2004/02/16(月)

スリムCD IDE変換アダプタ

昨日の話の続きです。
秋葉原へは週末までいけそうにないのでヨドバシカメラでSlimCD の専用コネクタを IDE の40pin に変換するアダプタを探しました。でもやっぱりないようです。

そこで変換アダプタが添付された関連製品がないかと探し回ったところ、 Slim CD とFDD を1つの5inch ベイにマウントするためのキットがあり、 これに変換アダプタが入っているようです。これを購入しました。 Owlteck の
BRA-CRD/PB というパーツです。2980円もしました。
1万円のドライブを利用するために3000円近くの出費です。でも見つかって幸せです。

これで変換アダプタが手に入りました。SlimCD ドライブをマザーボードに接続して OSをインストールしようとしたのですが、 何故かドライブに入れたCDメディアが読めない ようです。動作音も大きく明らかに異常です。
あれこれ悩んだ結果、不具合の原因はドライブの内部に入っていた光ピックアップ を保護するための厚紙でした。 使用するときははずさなければならないのですが、 バルクで購入してたので何も注意書きの紙がなく気づきませんでした。

保護紙を入れたまま使用してしまい、CD-ROM メディアにうっすらと傷がついてしまいました。 このメディアはその後のインストールには支障ありませんでしたが、 今回は危うくドライブを破損してしまうところでした。


EPIA-ME6000 のユーティリティ

Mini-ITX マザーボードEPIA-ME6000 に付属するマニュアルにはドライバCD にFliteDeck というユーティリティプログラムが入っていると書かれているのですが、実際はCD にはドライバしか入っていないようです。

メーカのWebから最新版のマニュアルをPDF形式で入手できましたが、こちらには FliteDeck の記述が削除されていました。 FliteDeck はダウンロード提供はされていないようです。 メーカ純正のCPU 温度・ファン速度モニタが欲しかったのですが。


2004/02/15(日)

マイクロサーバ

ファイルサーバ、SMTPサーバ、自作プログラムを定期実行、といった用途で古いThink Pad でしばらくホームサーバを運用していたのですが、2.5inch HDD は24時間稼動に対応していないそうで心配なことと、今の40G のディスクでは足りないことから3.5inch HDD ベースで消費電力の小さいマイクロサーバを入手することにしました。

まずはACアダプタで動作する小型PC 製品を各種検討してみたのですが、2.5inch HDD ベースのものがほとんどのようです。仕方なく自作することとし、まずマザーボード にインテルCPU 互換のC3/EDEN 600MHz をオンボード搭載したVIA のmini-ITX マザーボード
EPIA-ME6000をチョイスしました。これを使って3.5inch HDD を搭載できるACアダプタ対応ケースを探し、 Casetronic社 のTravla シリーズC138B を購入しました。

C138B
このケースは2.5inch HDD を用いる場合は付属のライザカードを用いてPCI スロットを1つ利用できるのですが、PCI をあきらめることと引き換えで3.5inch HDD も搭載できるようになっています。

HDD はIDE の120GByte でメモリはPC2100 の512MByte、これにSlim サイズの DVD-ROM/CD-RW ドライブ(松下電器 UJDA750)をバルクで購入しました。

組み立ててみたところ、Slim DVD/CD-RW の専用コネクタをIDE コネクタに 変換するアダプタが付属していない ことに気づきました。Slim タイプのドライブベイなので当然ケースに 変換アダプタが付属していると思っていました。

USB CD-ROM を外付けにしてSlackware Linux をインストールしようとしたのですが、 インストーラは起動できたもののインストールの手順の中でUSB CD-ROM をマウントできません。
Windows2000 も同様でUSB CD-ROM から起動はできますがインストーラがCD-ROM を自分で読みに行くときにUSB CD-ROM を読めないようです。

USB CD-ROM からブートできてもそこから起動するOS のインストーラがUSB ドライブからのインストールに対応できていないとダメ なのですね。 Slim CD の変換アダプタを購入するまでOS のインストールはおあずけです。




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