1999年12月31日
1997年からはじめたパソコン全体の日記コーナーです。
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ダイヤルアップネットワーク設定保存
WindowsNT を再インストールするたびにRAS ダイヤルアップネットワークの設定は 再入力していました。
設定データのバックアップを手動でできないものかと試行錯誤 してみて、次のことがわかりました。
- ダイヤルアップネットワークの設定データは"電話帳"と呼ばれ、 ファイル名の拡張子は.pbk
- 電話帳は通常 %systemroot%¥system32¥ras の下にある
- WindowsNT4.0 では電話帳はシステムのもの(rasphone.pbk) とユーザー毎のもの(ユーザー名.pbk)に分けることができる
- ユーザー毎の電話帳にダイヤルアップ設定を保存すると、 適切なアクセス許可を設定することで同じシステムの別ユーザ から見えなくすることが可能
- 電話帳の切り替えは.pbk ファイルを直接ダブルクリックしたり、あるいは ダイヤルアップネットワークのウィンドから
"その他"->"ユーザー設定"
を呼び出し、"電話帳"タブをクリックして切り替え可能
ということで、 rasphon.pbk やユーザー毎の.pbkファイルをバックアップ しておくとよいようです。
4G Disk 復活
先週IBM 4G disk の具合が悪くなったというのは、 NT の起動時にヘッドがヘンな音をたてるのを繰り返すばかりでそこから先に進まない、 というものでした。
このおかしくなったdisk をつないで18G disk から起動したNT で見てみると、 中身にアクセスできるようです。 でもファイルの検索をかけるとエラーが出てイベントビューアに
ID ソース 種類 説明 7 Disk エラー デバイス \Device\Harddisk1\Partition3 に不良なブロックがあります。 41 Disk エラー ディスク上のファイルシステム構造が壊れているため、使用できません。 デバイス \Device\Harddisk1\Partition3 (ラベル "") 上で CHKDSK ユーティリティを実行してください。
のように出ました。
chkdsk をかけると直ったようです。
2940U2W にバンドルされていたAdaptec EZ-SCSI5.0 デラックス版の SCSI エクスプローラで調べたところ、グロウンディフェクトリストは空のままなので 論理的な障害だったようです。
ところで、このSCSI エクスプローラでdisk のディフェクトリストを参照すると aic78u2.sys のエラーで青画面になり、WinNT4.0 が落ちることがあります。
IBM 18G Disk ちょっとヘン
4G disk でもまれにあったのですが、IBM の18G SCSI disk(DNES-318350LVD) は使っていると、 コツンと勝手にスピンが止まってすぐキュイーンとまた回り出すことがあります。
イベントビューアには何も出ません。何が起こっているのだろう。あやしい。
HDBENCH で測定すると、Read/Write とも17000 程度出るので性能はよいです。
LiveDoor(3)
23:00 以降に接続をこころみると、電話回線はつながるけど認証がされないことが 時々あります。IP アドレスが足りなくなっているのでしょうか。
1, 2回リトライするとつながります。
MTA は知る人ぞ知るqmail のようです。渋い。
POP サーバにメールチェックした場合のレスポンスは遅いように感じます。
ニュースサーバできないかな。
デスクトップに表示される広告は今のところクリスマスイベントのお知らせへの リンクアイコンのみです。
登録のときに興味のある分野をあまり登録しなかったのですが、 あの時に登録した内容で広告が変わるのかもしれません。
Eazy CD Creator Light
2940U2W にバンドルされていたEZ-SCSI 5.0 デラックス版に入っていた Eazy CD Creator Light をインストールしてみました。
WinNT 4.0 ServicePack5 の環境でも動作しました。 CDR ドライブはYAMAHA CDR400 です。
G400 バンドルのDVD プレーヤ
G400 のCD-ROM にDVD プレーヤが入っていてWinNT でも動作するそうなので私のを 見てみました。しかし、infoMagic の日本語版だからなのか、入っていませんでした。
Disk 異常、買い替え しかし...
土曜日に4G disk がおかしくなり、秋葉原へ走りました。
Ultra2 のSCSI カードとLVD なdisk を購入しるんるんのはずでした。
しかし、なんと購入した18G U2 SCSI disk が初期不良!
独立したページにまとめたのでlvd_bad.html をご覧ください。
LiveDoor(2)
LiveDoor では登録者にメールアカウントが1つもらえます。 個人メールに広告がついたりはしないようです。
業者からのダイレクトメールがこのアカウントに大量にくるのかと思っていましたが、 いまのところそうゆうことは全くありません。
ただ登録時の連絡用に知らせた会社のメールアドレスには海外からの英語のSPAM が 増えたように感じます。
IRIX 6.2, sendmail-8.9.2 でSPAM フィルタ
今までうまくいっていなかったのですが、やっとSGI IRIX 6.2 の環境でSPAM メール フィルタを実現できました。
cd makemap sh Buildこれでobj.IRIX.6.2.IP22 のようなディレクトの下にmakemap ができる。
spam@test.spam.zz discard other.spam.domain.zz discardのような内容のファイルを、spamlist.txt といったファイルに作成する。
% makemap dbm spamlist.dbm < spamlist.txt
SPAM_LIST=dbm:/etc/spamlist.dbm
# killall -HUP sendmailで新しいsendmail.cf を読み込ませる。
Dec 16 16:57:30 5C:XXXXX sendmail[10367]: QAA10367: ruleset=check_mail, arg1=<spam@test.spam.zz>, relay=XXX.XXX.XXX.XXX [XXX.XXX.XXX.XXX], rej ect=553 <spam@test.spam.zz>... Message from spam@test.spam.zz rejected Dec 16 16:57:30 6C:XXXXX sendmail[10367]: QAA10367: from=<spam@test.sp am.zz>, size=0, class=0, pri=0, nrcpts=0, proto=SMTP, relay=XXX.XXX.XX X.XXX [XXX.XXX.XXX.XXX]
sendmail の設定
2000年問題対応で、古いSun で動いていたメールサーバをパソコンのLinux でリプレースするということでお手伝いしました。
Sun で動いていたsendmail.cf をコピーしてもうまくいかなかったそうです。 sendmail のVersion も全然違うしローカルメーラとかも違うだろうから 当然ダメですよね。
DNS の設定が正しいことを確認してCF-3.7Wp12 でsendmail.cf を作成しました。 linux-turbo というOS タイプがなかったので、linux-redhat と設定。 MX をyes にして全部DNS のMX レコードを参照して転送するようにしました。 社内の部門サーバでファイヤーウォールの内側なので、 任意のマシンからSMTP 転送をうけつけるようにしました。 あと全てのユーザのアカウントをこのLinux BOX に作る必要がありますが、その作業は タッチせず、お任せしました。 2日ぐらいでお手伝いする予定だったのが2時間ぐらいで終了。
TuoboLinux でIP アドレスやホスト名を変更する方法がわからなかったのですが、 /etc/sysconfig ディレクトリ以下に設定ファイルがあり、それを書き換えると よいようです。
LiveDoor
無料でインターネットにダイヤルアップできるプロバイダ、LiveDoor (http://www.livedoor.com/) に応募していたのですが、今日使用開始許可の通知が来ました。
出先で長時間Web を見ることと、会社からインターネットのネットニュースを 見ることが目的です。
(会社ではセキュリティー対策のためといって、ニュースサーバが廃止されて しまったのです。不特定多数に簡単にメッセージを発信できる環境は機密漏洩の 危険が大きいと経営会議で判断されたそうな。つまらん会社だ。)
しかしLiveDoor ではニュースサーバは提供されておらず、あちこちのニュースサーバ に接続しようとしましたがよそ者ということでreject されてしまいます。 LiveDoor で接続してニュースを見るという目的は達成できていません。
また50Mbytes のWeb 公開スペースも魅力的なのですが、 このサービスはまだ開始されていないようです。
昼間にはまったく問題なく接続できています。 夜はどうかと自宅でもつないでみましたが、ちゃんとつながりました。 いずれも横浜のアクセスポイントです。
接続ソフトはWin95, 98 用ということですが、WindowsNT 4.0WS でも使えています。
接続は無料ですが、始めて接続するときに住所、氏名、電話番号などの個人情報を 登録します。この個人情報は最新情報を維持する義務があります。
また、専用アプリケーションがダイヤルアップするのでダイヤルアップルータからは 接続できません。Macintosh やワークステーション、各種モバイルマシン用の 接続ソフトは提供されていないのでIntel 系のPC が必要です。
TeraTerm のマクロでRTA50i を制御(2)
マクロをいじって、切断の後、マクロ終了時にルータのログをファイルに書き出す ようにしました。
しかし、ログが大きくなると全部を書き込む前にシリアルでの通信がフリーズします。 こうなると、TeraTerm は手動で殺すしかなくなります。 TeraTerm でまたRTA50i につなごうとするとSERIAL のLED はつくのですが、 何も通信できません。
RTA50i のシリアルがハングアップしているようで電源の再投入でしかリカバー できなくなります。フローコントロールがうまくいっていないのでしょうか。
TeraTerm のマクロでRTA50i を制御
ここのところ、TeraTerm のマクロをちまちまいじってYAMAHA RTA50i のダイヤルアップを制御しています。
ダイヤルアップルータにプロバイダのパスワードが記憶されるのがガマンできないの で、マクロで毎回キーボードから入力し、 つながったら直ちに消去するようにしています。
また、5 の倍数の日にはまずNTP サーバにアクセスしてRTA50i の時計を修正し、 次にWindows の時計をRTA50i に合わせるようにしています。
私のパソコンは1 日に約2 秒狂っているようです。
ダイヤルアップルータによるセキュリティー向上 というページでより詳しい背景の説明や、作成したマクロを公開しています。
Emacs20.4 はまだでした
間違ったことを書いていました。
Wnn 関連が全然コンパイルできていないので、Slackware-7.0 ではEmacs-20.4 は まだmake できていません。
11/16 の記述を修正しました。
バトルシップ
秋葉原でゲームを買ってきました。
バトルシップというWindows 用のリアルタイム型海戦シミュレーションです。 昔販売されていたゲームの再販のようで、 簡易パッケージで定価1980円のところ1580円で販売されていました。
あまり期待していなかったのですがとてもおもしろく、現在はまっています。
画面はしょぼいのですが、海上での戦闘がとてもよく表現できていると思います。
わらしべ長者?
知り合いがEPSON ダイレクトで購入したパソコンにLASER5 Linux を入れようとして うまくいかず、相談を受けました。
Windows98 はプリインストールで普通に起動していたのにLinux のインストールでは ディスクが1台もありません、とエラーになるそうです。
ディスクの種類は内蔵のIDE です。
会社のマシンということで現場に訪問するわけにもいかず、何度かやりとりをしていて 原因がわかりました。なんと、 Ultra DMA-66 のIDE カードがPCI バスに刺さっていて 、そこにディスクが繋がっていたようです。 そのカードを抜いてケーブルをマザーボードに直接刺すようにしてもらうとインストー ルできたそうです。
このカードはマシンの注文のときにオプションを選択してでわざわざつけたもの とのことです。普通に購入すると問題はないのでしょう。
XFree86 のセットアップでは、ビデオカードG-400 ではうまくいかなかったそうです。 会社で購入したのに使えないということでとても困っていました。 私はLinux はtelnet でしか使わないのでXFree86 のことは疎いのですが、とりあえず 余っていたVirge DX のPCI カードを貸してあげました。 すると広い解像度でうまく表示できたので、交換でAGP バスのG-400 をもらいました(^_^)
カーネル再構築など
Slackware7.0 のカーネルを再構築しました。
static リンクでドライバをごちゃごちゃつけていくと、デブになりすぎて 最後にエラーになってしまいました。 あまりつかわないドライバをモジュールにしたり、bzImage で圧縮するようにして やっとうまくいきました。 bzImage にする場合はmake zlilo ではダメで、make bzlilo とするといいようです。
昔はSMP カーネルを使う場合はファイルを一部直接書き換えていたのが、最近は コンフィグメニューから選択するだけでいいようです。
make mrproper make menuconfig make dep make bzImage make modules make modules_install make bzliloSlackware-7.0 用には日本語化パッケージ群がありません。最低限必要なものを 自分でコンパイルします。
less-332 + パッチはうまくコンパイルできました。
でも、Wnn-4.2 が全然コンパイルできませんでした。
今はFree-Wnn というのがあると知って挑戦してみたのですが、こちらもまだ 成功しておらず、エディタは別マシンのMule からange FTP で間に合わせています。
Windows98, Slackware7.0 インストール
会社で古い自作マシンのHDD を取り替え、OS を新規にインストールしました。
マシンの構成は
マザーボード Microstar MS-6107(440FX チップセット, AMI BIOS) CPU PentiumPro 150MHz x2 メモリ EDO 128Mbytes SCSI カード Tekram DC390U(DC-390 だったかも...NCR 53c875です) NIC 3Com 3c905 SCSI disk IBM DDRS39130W 9G(50-68 変換アダプタで接続) SCSI CD-ROM TEXEL DM-3028 倍速キャディータイプ IDE デバイス なし
といった感じです。
このマシンはIT 技術(主にJava 関連)の実験用に適当なPC-UNIX, クライアントプログラムの動作検証用にWindows98 をインストールします。
PC-UNIX はSlackware-7.0 が出たばかりなので、これを入れてみます。
近々RedHat やWindows2000 の検証をするので、その領域も準備しておきます。
1. パーティション
パーティション構成の希望は次のようなものです。
デバイス名(Linux) 種類 サイズ 内容 sda1 基本領域 1G Windows98 sda2 基本領域 1G Slackware7.0 /root sda3 基本領域 1G RedHat /root 予約 sda4 拡張領域 -- -- sda5 論理領域 2G Windows2000 予約 sda6 論理領域 128M swap sda7 論理領域 3.5G Slackware, RedHat 共通領域
OS の起動パーティションがなるべく前に来るように配置するため、3.5G のデータ領域 を最後にしました。
Linux とWin98 の起動切り替えはLILO でやります。
以前Tekram のSCSI カードで同じ9G SCSI disk にパーティションを作成する 際にうまく切れなかった(シリンダの値がとても大きくなる )ことがあったので、 その時の回避策を転用してパーティションを切りました。
すなわち、
- IBM PC-DOS 2000 のセットアップディスク1 のfdisk でFAT16 1G パーティション だけを作成する
- そこにWindows98 をインストールする
- Slackware のインストール起動フロッピとインストールルートフロッピで 残りのパーティションを作成する
- Linux をインストールする
という手順を踏みました。
全部をLinux で切るとおかしくなったことがあるからです。 DOS のFDISK で全部切れないかというと、DOS FDISK では基本領域を1つしか作成 できないし、Linux native やswap のパーティションが作成できないですね。
この作業の結果、シリンダ数は1111 になりました。 これは1023(起動時のBIOS C パラメータ10bit 制限)を少しオーバーしています。
2. Windows98 のインストール
Win98 がマルチCPU に対応していないのは知っています(^_^)
マイクロソフト純正のWindows98 で、SCSI CD-ROM からインストールでき ませんでした。そういうものなのかな?
私のケースとはちょっと違う可能性もありますが、こういうページ( http://www.fmworld.ne.jp/win98/taiou/466_499d3_dt.html)を発見しました。
http://www.tekram.com.tw から入手したDC-390 用のDOS ドライバが入った別のマシン(PC-DOS 起動可能) でSCSI ドライバ, SCSI CD-ROM ドライバ等も入れたPC-DOS 2000 起動フロッピーを作成して、 そのフロッピーを用いてインストールするマシンでWin98 のインストールディレクトリを全部ディスク(FAT パーティション)上にコピーし、 setup.exe を実行(フロッピーから起動したDOS)してインストールしました。
コンベンショナルメモリが足りない、 とエラーが出るので
と、DOS 起動フロッピのconfig.sys, autoexec.bat を修正しました。
- DOS の本体をHMA(だったかな?)に逃がすようにしたり、
- SCSI ドライバとかをDEVICE 文ではなくDEVICEHIGH 文で登録したり、
- マウスドライバはコメントアウトしたり
ここら辺はMS-DOS 時代にコンベンショナルメモリ確保で苦労していないと難しい ところです。
その他は順調にインストールできました。
3. Slackware-7.0 のインストール
変わったハードウェア環境(ALL SCSI とか)にインストールする場合や、 トラブルの発生した場合にRedHat 系Linux は弱いような印象を持っています。 Slackware はこういうのに強いと思います。 単に長くSlackware を使用していたため、経験の蓄積が多いからかもしれません。
ともかく、メインとしてはSlackware を入れてみます。
1999年11月にリリースされたばかりのSlackware-7.0 をFTP で入手するために IIJ やRing プロジェクトのFTP サーバをのぞいてみましたが、最近はミラーしていない ようです。 http://www.iij.ad.jp/archie.htmlで検索して関西の大学からget しました。 しかし、何故7.0 なんだ(^_^)
bootdisk 用イメージにsmp.i やsmp.s といったマルチCPU 対応のものが ありますが、カーネル再構築でSMP にするとしてscsinet.s とcolor.gz でNFS を用いてインストールすることにしました。
scsinet.s とcolor.gz のフロッピーを作っておくとfdisk だけ使いたい場合など、 何かと便利です。ALL SCSI構成のRedHat マシンの緊急起動にも使えます。
インストールの最初の方は詳しく書きません。 気が付いたポイントに絞ります。
インストールするサブパッケージの選択の中で、rpm というのがありました。 ひょっとしてRedHat の.rpm をインストールできるのでしょうか。
インストールするカーネルの選択で、とりあえずインストールの起動に用いた scsinet.s フロッピのものを選択しました。
すると、"MAKE BOOTDISK"(緊急用起動フロッピ作成)のメニューで"lilo" を選択 (緊急起動フロッピにLILO を入れる)すると容量不足 でLILO のMAP 等が入り切りませんでした。
このエラーは(インストール作業が終わってしまうような)致命的なものではなく、 そのまま"simple"(vmlinuz をそのままフロッピーに書き込む)を選択すると 起動フロッピが作成できました。
scsinet.s のカーネルはかなり大きいためにこうなったのでしょう。
"INSTALL LILO" では"expert" を選択し、Windows98 とSlackware の選択起動が できるようにします。
EXPERT LILO モードのメニューでまず"Begine" を選択し、"OPTIONAL append" で(私はカーネル起動オプションパラメータがいらないため)そのままエンターキー を押し、OS を選択起動するので"TARGET LOCATION" で"MBR" を選択します。
現在MBR(Master Boot Recoed)にはWindows98 をインストールした時のマイクロソフト のMBR プログラム(FDISK /MBR で入るもの)が入っているわけですが、それが LILO で置き換えられます。
"LILO DELAY" で起動時のOS 選択待ち時間は5 秒に選択しました。 これで"LILO INSTALL" メニューに戻ります。
次にデフォルト起動OS をLinux にしたい場合は先に"Linux" メニューを選択します。 デフォルトをWindows98 にしたい場合は先に"DOS" メニューを選択します。 私はLinux を先にしました。
"Linux" メニューでは起動に用いるLinux native なパーティションを選択する 画面になります。/dev/sda2, /dev/sda3, /dev/sda7 がリストアップされますが、 私の場合は/dev/sda2 になります。 このエントリの名前はlinux にしました。
"LILO INSTALL" メニューに戻るので、次に"DOS" メニューを選択します。 起動パーティション選択画面になるので、Windows98 が入っている/dev/sda1 を 入力し、適当なラベルをつけます。
ネットワーク設定のメニューではIP アドレスやネットマスク、デフォルトゲートウェイ アドレス等を設定しますがこれらはNFS インストールの時に入力したパラメータ が記憶されていて打ち直さずに済みました(DHCP 環境ではないので)
DNS サーバのアドレスを設定した後の"PROBE FOR NETWORK CARD" の画面で NIC を自動検出する"probe" を実行すると 途中で固まってしまい、 Ctrl+Alt+ファンクションキーで仮想コンソールを切り替えてもログインできず、 インストール作業がストールしてしまいました。
片っ端からprobe するんじゃなくて、一覧リストから選択できればいいのに。
ここで電源を切って最初からSlackware のインストールをやり直し、NIC 検出で 後で自分で/etc/rc.d/rc.modules を設定する"skip" を選択しました。 (何故インストール元選択でNFS マウントがうまくいっていたのだろう?)
"MOUSE CONFIGURATION" ではいつのまにかIntellimouse が選択できるようになって いました。 家のWindowsNT ではインテリマウスを便利に使っていますが、ここではps2 を 選択しました。
(他にはJoystick をマウスの代りにできるような選択肢があり笑えます。)
インストールが終了して再起動してみたところ、 ネットワークはそのまま動作しました。 ドライバがモジュールではなくカーネルに組み込まれているからなのでしょう。