1999年12月31日
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懸賞が当たった!
昨年末にプリンタを購入しましたが、そのメーカーであるALPS 電気さんから何か宅配便が送られてきました。
ポータブルDVD ROM ドライブがあたる懸賞に応募していたのでもしや、 と思いましたが中身はワインでした。
1等のDVD ドライブ(5名)ははずれて3等(100名)が当選したようです。
ALPS マイクロドライプリンタお得意の金色リボンで印刷したと思われるラベルには 私のネーム(モザイク入れました)が入っていました。
SYSLOG のMARK メッセージ
Slackware-3.6 をインストールしたマシンで、/var/adm/messages に20分間隔で次のようなメッセージがロギングされていることに気付きました。
Jan 21 15:17:09 tomato -- MARK -- Jan 21 15:37:09 tomato -- MARK -- Jan 21 15:57:09 tomato -- MARK --
/var/adm/messages は/etc/syslog.conf の設定に従ってsyslogd がINFO, NOTICE ログを書き出しているファイルです。
Slackware-3.4 以前ではこのようなメッセージはありませんでした。
気持悪いです。何かいたづらされているのでしょうか?
crontab を確認しましたが、20分毎に起動されるタスク定義はありません。
man syslogd としてもsyslogd のオンラインマニュアルはないようです。
/usr/doc/sysklogd ディレクトリでMARK をgrep してもヒットしません。
インターネット検索してもなかなかうまく見つからなかったのですが、Solaris のものと思われるsyslogd のマニュアルページがヒットし、眺めていると、 一定間隔(デフォルトで20分)でマーク(時 刻)メッセージを記録する、とあります。
このデフォルト時間は syslogd のコマンドラインオプション -m で変更可能とのこと。
Slackware-3.6 でsyslogd -help とすると-m オプションがあります。
そこでsyslogd のソースを確認してみると、syslogd.c の中に
if (MarkSeq >= MarkInterval) { logmsg(LOG_INFO, "-- MARK --", LocalHostName, ADDDATE|MARK); MarkSeq = 0; }
というコードがあり、あのメッセージを出していたのがsyslogd 自身であるとわかりました。
/etc/rc.d/rc.M でsyslogd が起動されますが、そこで -m オプションでマークメッセージの間隔を指定できます。
何故Slackware-3.6 からマークメッセージの出力が行われるようになったのでしょう。 クラッキングでsyslogd が止められたことを気づけるように、 動いている証としての機能なのかもしれません。
DVD
米国版映画DVD (リージョン1)を見たくてDVD ドライブとDVD デコーダカードを購入しました。
将来WindowsNT で動作するようにPIONEER DVD-303S (SCSI, DVD x6, CD-ROM x32) とREALmagic HOLLYWOOD+ (ハードウェアデコーダ)にしました。
HOLLYWOOD+ は単体でNTSC のS 端子出力やS/PDIF 出力も可能です。
以下はWeb で見かけた情報や、店員さんに聞いた情報で とても不確かなのですが、 PIONEER DVD-303S はデフォルトでフェーズ1 リージョン制御でリージョンフリー (どの地域コードのDVD でも自由に見れる)とのことです。
設定ジャンパを抜くとこれがフェーズ2 リージョン制御(ハードウェアが地域コードを記憶し、 数回しか地域コードを変更できない)になり、 2度ともとのフェーズ1 制御には戻せないそうです。
REALmagic HOLLYWOOD+ はリージョン切替えが5回に制限されています (なんと、デコーダカードまでもがリージョン変更を監視する!)が、ZoneSelector というHOLLYWOOD+ ハードウェアをターゲットにしたフリーソフト (インターネットで http://www.multimania.com/hollywoodplus/(リンク切れ)からzs30.exe を入手してインストール)を用いるとリージョンフリーになるそうです。
ところがここらへんの情報が混乱してしまって、私はDVD-303S の制御ジャンパを抜いて電源を通してしまいました。(;_;)
実際どうなのかですが、それ以前に私は現在3台目マシンにWindows98 をインストールするのにはまっていてまだWindowsNT でDVD 視聴を確認できていません。
ソフトウェアの違法コピーなどと違って、 海外版のDVDを視聴する行為は何ら法律に違反していないと私は認識しています。
リージョン1 のDVD メディアを私は海外で正規に購入できたわけですし、 帰国の際にも何ら問題なく持ち込めました。
リージョン切替え回数は有限ですが、 そのDVD をパソコンで見ることはもともとできることなのです。
地域外のDVD をコンポのDVD プレーヤで見るためのさまざまな情報が http://members.aol.com/dvd9/ (リンク切れ)でまとめられていてとてもgood です。
DVD 続報 == WinNT でDVD 成功 ==
3台目マシンのマザーボードはとても古いPentium 用のもので、Windows98 を入れるには問題があるのかもしれません。
それに加えてこのマザーの電池が切れているようで、起動するたびに毎回BIOS の設定をしなければなりません。
ボタン電池で簡単に交換できるタイプではないので、 このマザーは廃棄することにしました。オンボードWideSCSI がもったいない。
何故Windows98 で再生しようとしていたかというと、
ということで、購入時のミスによりWinNT で使うのはとても困難と判断したためです。
- Windows98 はOS がDVD ドライブに対応しているからドライバはOS 側がもっている
- あれ、WinNT4.0 は?
- 私はDVD ドライブを バルクで購入したからWinNT 用に必要かもしれないドライバがない
- www.pioneer.co.jp にはアップグレードのドライバしか公開されていない。
www.pioneerusa.com にもWinNT 用のDVD ドライバは公開されていない
しかしこのような状況なので、Win98 はしばらく忘れてWinNT の方に取り組むことにしました。
MPEG デコーダボードHOLLYWOOD+ のWinNT 用ドライバや専用のDVD 再生ソフトはから入手しました。
http://www.sigmadesigns.com/download_hw+nt.htm(リンク切れ)
WinNT では次のような問題が発生しました。
インストーラが失敗するので、展開されたDLL のみ手動でSystem32 のディレクトリにコピーしました。
- HOLYWOOD+ のドライバインストーラが途中で固まり、完了できない
- その状態で再起動してZoneSelector から再生してみると、 リージョンエラーになる
インストーラは失敗したものの、再生ソフトは動くようです。
WinNT 用のDVD ドライブドライバというのはいらないような感触もつかみました。
リージョンエラーはDVD-303S のジャンパを抜いて通電してしまったからでしょうか。
仕方がないのでDVD-303S をもう一台購入しました。
懲りずにまたバルクで買いました(^_^)
DVD ドライブを買い直したものに交換して再生してみると、 なんとリージョンエラーになるではありませんか。 前回とまったく同じ症状です。
DVD ドライブ側の問題ではなかった?
WinNT4.0 はServicePack3 をあてていたのですが、ServicePack5 を適用してHOLLYWOOD+ のドライバを入れ直してもやっぱりダメでした。 DVD ドライブは確実にリージョンフリーなので、 他にリージョンエラーが出るとすれば...
HOLLYWOOD+ のインストーラで最初のメニューでソフトウェアのインストールの他に HOLLYWOOD+ のリージョンコード変更を選択できます。
5回しか変更できない のでこれを実施する場合は注意が必要です。
リージョンコード変更の画面に進んでいくと、 現在の設定が2であることがわかりました。これを1に変更しました。
するとZoneSelector を使わずに直接再生するとDVD が見れました! ZoneSelector 経由でアプリケーションを起動した場合もみれました。
ZoneSelector は多分、このコンテンツはリージョン1 だよと再生環境をだますソフトで、だからHOLLYWOOD+ もリージョン1になっていないとダメなのですね。
Web で写真が表示できない
デジカメで撮影した写真をインターネットに公開した、 と連絡をもらったので見に行ったところ見えませんでした。
ページは見えるのですが、肝心の写真部分が見えません。
見えないのはUNIX のNetscape Communicator(NC) で、Windows のNC では見えました。
ページソースを見てみると、写真ファイルの名前に日本語が使われていて、 写真1.jpg のような感じでした。
ASCII 文字のファイル名に変えてもらうとUNIX からも見えるようになりました。
このようにUNIX を使っていると時々困ることがあります。
メールに添付ファイルがついている場合で、 ファイル名が日本語のときもメール全体をいったんファイルに切り出して、 ファイル名のみ手動で書き直してmunpack というフリーソフト(mpack というフリーソフトについている) で添付ファイルを取り出しています。
でもMS-Excel とかMS-WORD とか、Windows のアプリケーションでないと読めないことが多いので 最近はWindows 用別メールアカウント(PostPet だったりします(^^) ) に転送してWindows 上でデコードと内容確認を行いはじめました。
(2024/05/21 捕捉)
当時はメールアカウントなどのネットワーク管理が部署ごとの自主管理で、 メールアドレス追加など、かなり自由に運用できていました。
APOP
別のメールアカウントはAPOP の実験をするために作ったもので、 PostPet2001 はAPOP クライアントでもあるためにPostPet 専用アドレスが実験に使えています。
メールの受信によく使われているPOP プロトコルではパスワードがそのままの形でネットワークを流れてしまいます。
これはとても危険なので、APOP では毎回ランダムな文字列をパスワードに連結して作った文字列のMD5 ハッシュ値がネットワークに流れるようになっています。
生のパスワードがそのまま流れないことと、 毎回違う暗号文(正確にはハッシュ値)が流れていることが大切です。
生のパスワードが流れていると、 特殊なツールを用いてそのパスワードが見えてしまいます。 また、パスワードをそのまま暗号化した場合でも、 同じように特殊なツールを用いると毎回同じの暗号化されたパスワードがわかってしまうので、 暗号化する前のパスワードはわからなくてもメールを盗むプログラムを作れてしまうでしょう。 ネットワークで通信する場合に、 毎回同じパスワードを単純に暗号化してはまずいのです。
APOP のようなパターンのソリューションには欠点もあります。 生のパスワード(またはデコード可能な形式で暗号化されたパスワード) がサーバー側に必要なことです。 サーバーの管理者に悪意があったりサーバへクラッカーが侵入できてしまうと、 容易にAPOP のパスワードが盗まれてしまいます。
Emacs-20.4
SGI IRIX6.2 にEmacs-20.4 をインストールしてみました。
Canna やWnn のパッチemcws-20.4-19990816 をftp://ftp.ki.nu/pub/emcws/ からget して
zcat emacs-20.4.tar.gz | tar xvf - zcat leim-20.4.tar.gz | tar xvf - ==> emacs-20.4 の中に展開される cd emacs-20.4 cat ../emcws-20.4-19990816 | gnupatch -s -p1 ./configure \ --with-wnn6 --with-x \ --with-wnn-includes=/usr/include/wnn \ --with-wnn-libraries=/usr/libmake を実行するとエラーになるので、ソースを眺めてconfig.h に#define HAVE_XRMSETDATABASE と #define HAVE_SELECT を追加するとコンパイルできました。
せっかくmake までできたのですが、 Mule-2.3 にあったターミナルフェイス機能が実装されていないこととRMAIL やGnus の起動がとても遅い(マシンはIndigo2 R4000 100MHz)のでやっぱりMule-2.3 を使い続けることにしました。
EtherExpress Pro/100+
会社で使用しているWindowsNT マシンを別マシンに移すことにしました。
新しいマシン(PentiumII 350MHz)にWindowsNT 4.0WS を入れ、ServicePack5 を あてたのですがネットワーク機能が動作しません。
NIC はIntel EtherExpress Pro/100+です。
HUB のLED はついているから物理的にはつながっているようです。
イベントログのソースE100B にイベントID 5007で、 "E100B1:操作中にタイムアウトしました。" とエラーが出ています。
Intel から最新のドライバを入手して差し換えると動くようになりました。
PostPet2001 の引っ越し
マシンが代わるということで、PostPet2001 をどうやって移行したものか悩みましたが、 やり方が説明されたファイル(アップデートのやり方.html)がPostPet2001 ディレクトリにあって、書かれていた通りにすると移行できました。
レジストリとかをごちゃごちゃいじらなくて済み、よかったです。
ディスク内蔵アダプタ
知人が、マッキントッシュに内蔵disk を増設するためのアダプタを購入してdisk を増設したそうです。
マックの筐体が悪いのか、このアダプタが悪いのか、 途中で引っかかって押せども引けども動かなくなってしまったそうです。
で、アダプター製造元のメルコさんのサポートに電話したそうです(^_^)
電話では解決しなかったものの、他の人が無理矢理引っこ抜いてカッターで削って 入れたそうな。電話した人も削った人も女性です。
ftp のreget コマンド
UNIX などのftp にはreget というサブコマンドがあって中断してしまったファイルget を途中から再開できるのですね!
知らなかった。
Windows98, Slackware7.0 インストール
会社で古い自作マシンのHDD を取り替え、OS を新規にインストールしました。
マシンの構成は
マザーボード Microstar MS-6107(440FX チップセット, AMI BIOS) CPU PentiumPro 150MHz x2 メモリ EDO 128Mbytes SCSI カード Tekram DC390U(DC-390 だったかも...NCR 53c875です) NIC 3Com 3c905 SCSI disk IBM DDRS39130W 9G(50-68 変換アダプタで接続) SCSI CD-ROM TEXEL DM-3028 倍速キャディータイプ IDE デバイス なし
といった感じです。
このマシンはIT 技術(主にJava 関連)の実験用に適当なPC-UNIX, クライアントプログラムの動作検証用にWindows98 をインストールします。
PC-UNIX はSlackware-7.0 が出たばかりなので、これを入れてみます。
近々RedHat やWindows2000 の検証をするので、その領域も準備しておきます。
1. パーティション
パーティション構成の希望は次のようなものです。
デバイス名(Linux) 種類 サイズ 内容 sda1 基本領域 1G Windows98 sda2 基本領域 1G Slackware7.0 /root sda3 基本領域 1G RedHat /root 予約 sda4 拡張領域 -- -- sda5 論理領域 2G Windows2000 予約 sda6 論理領域 128M swap sda7 論理領域 3.5G Slackware, RedHat 共通領域
OS の起動パーティションがなるべく前に来るように配置するため、3.5G のデータ領域を最後にしました。
Linux とWin98 の起動切り替えはLILO でやります。
以前Tekram のSCSI カードで同じ9G SCSI disk にパーティションを作成する際にうまく切れなかった (シリンダの値がとても大きくなる) ことがあったので、その時の回避策を転用してパーティションを切りました。
すなわち、
- IBM PC-DOS 2000 のセットアップディスク1 のfdisk でFAT16 1G パーティションだけを作成する
- そこにWindows98 をインストールする
- Slackware のインストール起動フロッピとインストールルートフロッピで 残りのパーティションを作成する
- Linux をインストールする
という手順を踏みました。
全部をLinux で切るとおかしくなったことがあるからです。 DOS のFDISK で全部切れないかというと、DOS FDISK では基本領域を1つしか作成できないし、Linux native やswap のパーティションが作成できないですね。
この作業の結果、シリンダ数は1111 になりました。 これは1023(起動時のBIOS C パラメータ10bit 制限)を少しオーバーしています。
2. Windows98 のインストール
Win98 がマルチCPU に対応していないのは知っています(^_^)
マイクロソフト純正のWindows98 で、SCSI CD-ROM からインストールできませんでした。そういうものなのかな?
私のケースとはちょっと違う可能性もありますが、こういうページを発見しました。
http://www.fmworld.ne.jp/win98/taiou/466_499d3_dt.html(リンク切れ)
http://www.tekram.com.tw (リンク切れ)から入手したDC-390 用のDOS ドライバが入った別のマシン(PC-DOS 起動可能)でSCSI ドライバ,SCSI CD-ROM ドライバ等も入れたPC-DOS 2000 起動フロッピーを作成して、そのフロッピーを用いてインストールするマシンでWin98 のインストールディレクトリを全部ディスク(FAT パーティション) 上にコピーし、setup.exe を実行(フロッピーから起動したDOS) してインストールしました。
コンベンショナルメモリが足りない、 とエラーが出るので
と、DOS 起動フロッピのconfig.sys, autoexec.bat を修正しました。
- DOS の本体をHMA(だったか?)に逃がすようにしたり、
- SCSI ドライバとかをDEVICE 文ではなくDEVICEHIGH 文で登録したり、
- マウスドライバはコメントアウトしたり
ここら辺はMS-DOS 時代にコンベンショナルメモリ確保で苦労していないと難しいところです。
その他は順調にインストールできました。
3. Slackware-7.0 のインストール
変わったハードウェア環境(ALL SCSI とか)にインストールする場合や、 トラブルの発生した場合にRedHat 系Linux は弱いような印象を持っています。Slackware はこういうのに強いと思います。 単に長くSlackware を使用していたため、経験の蓄積が多いからかもしれません。
ともかく、メインとしてはSlackware を入れてみます。
1999年11月にリリースされたばかりのSlackware-7.0 をFTP で入手するためにIIJ やRing プロジェクトのFTP サーバをのぞいてみましたが、 最近はミラーしていないようです。 http://www.iij.ad.jp/archie.html(リンク切れ)で検索して関西の大学からget しました。しかし、何故7.0 なんだ(^_^)
bootdisk 用イメージにsmp.i やsmp.s といったマルチCPU 対応のものがありますが、カーネル再構築でSMP にするとしてscsinet.s とcolor.gz でNFS を用いてインストールすることにしました。
scsinet.s とcolor.gz のフロッピーを作っておくとfdisk だけ使いたい場合など、何かと便利です。ALL SCSI構成のRedHat マシンの緊急起動にも使えます。
インストールの最初の方は詳しく書きません。 気が付いたポイントに絞ります。
インストールするサブパッケージの選択の中で、rpm というのがありました。 ひょっとしてRedHat の.rpm をインストールできるのでしょうか。
インストールするカーネルの選択で、 とりあえずインストールの起動に用いたscsinet.s フロッピのものを選択しました。
すると、"MAKE BOOTDISK"(緊急用起動フロッピ作成)のメニューで"lilo" を選択 (緊急起動フロッピにLILO を入れる)すると容量不足 でLILO のMAP 等が入り切りませんでした。
このエラーは(インストール作業が終わってしまうような)致命的なものではなく、 そのまま"simple"(vmlinuz をそのままフロッピーに書き込む) を選択すると起動フロッピが作成できました。
scsinet.s のカーネルはかなり大きいためにこうなったのでしょう。
"INSTALL LILO" では"expert" を選択し、Windows98 とSlackware の選択起動ができるようにします。
EXPERT LILO モードのメニューでまず"Begine" を選択し、"OPTIONAL append" で(私はカーネル起動オプションパラメータがいらないため) そのままエンターキーを押し、OS を選択起動するので"TARGET LOCATION" で"MBR" を選択します。
現在MBR(Master Boot Recoed)にはWindows98 をインストールした時のマイクロソフトのMBR プログラム(FDISK /MBR で入るもの)が入っているわけですが、それがLILO で置き換えられます。
"LILO DELAY" で起動時のOS 選択待ち時間は5 秒に選択しました。 これで"LILO INSTALL" メニューに戻ります。
次にデフォルト起動OS をLinux にしたい場合は先に"Linux" メニューを選択します。 デフォルトをWindows98 にしたい場合は先に"DOS" メニューを選択します。 私はLinux を先にしました。
"Linux" メニューでは起動に用いるLinux native なパーティションを選択する画面になります。 /dev/sda2, /dev/sda3, /dev/sda7 がリストアップされますが、私の場合は/dev/sda2 になります。 このエントリの名前はlinux にしました。
"LILO INSTALL" メニューに戻るので、次に"DOS" メニューを選択します。
起動パーティション選択画面になるので、Windows98 が入っている/dev/sda1 を 入力し、適当なラベルをつけます。
ネットワーク設定のメニューではIP アドレスやネットマスク、 デフォルトゲートウェイアドレス等を設定しますがこれらはNFS インストールの時に入力したパラメータが記憶されていて打ち直さずに済みました (DHCP 環境ではないので)
DNS サーバのアドレスを設定した後の"PROBE FOR NETWORK CARD" の画面でNIC を自動検出する"probe" を実行すると 途中で固まってしまい、 Ctrl+Alt+ファンクションキーで仮想コンソールを切り替えてもログインできず、 インストール作業がストールしてしまいました。
片っ端からprobe するんじゃなくて、一覧リストから選択できればいいのに。
ここで電源を切って最初からSlackware のインストールをやり直し、NIC 検出で後で自分で/etc/rc.d/rc.modules を設定する"skip" を選択しました。 (何故インストール元選択でNFS マウントがうまくいっていたのだろう?)
"MOUSE CONFIGURATION" ではいつのまにかIntellimouse が選択できるようになっていました。 家のWindowsNT ではインテリマウスを便利に使っていますが、ここではps2 を選択しました。
(他にはJoystick をマウスの代りにできるような選択肢があり笑えます。)
インストールが終了して再起動してみたところ、 ネットワークはそのまま動作しました。 ドライバがモジュールではなくカーネルに組み込まれているからなのでしょう。
カーネル再構築など
Slackware7.0 のカーネルを再構築しました。
static リンクでドライバをごちゃごちゃつけていくと、 デブになりすぎて最後にエラーになってしまいました。
あまりつかわないドライバをモジュールにしたり、bzImage で圧縮するようにしてやっとうまくいきました。
bzImage にする場合はmake zlilo ではダメで、make bzlilo とするといいようです。
昔はSMP カーネルを使う場合はファイルを一部直接書き換えていたのが、 最近はコンフィグメニューから選択するだけでいいようです。
make mrproper make menuconfig make dep make bzImage make modules make modules_install make bzliloSlackware-7.0 用には日本語化パッケージ群がありません。最低限必要なものを 自分でコンパイルします。
less-332 + パッチはうまくコンパイルできました。
でも、Wnn-4.2 が全然コンパイルできませんでした。
今はFree-Wnn というのがあると知って挑戦してみたのですが、 こちらもまだ成功しておらず、エディタは別マシンのMule からange FTP で間に合わせています。
わらしべ長者?
知り合いがEPSON ダイレクトで購入したパソコンにLASER5 Linux を入れようとしてうまくいかず、相談を受けました。
Windows98 はプリインストールで普通に起動していたのにLinux のインストールではディスクが1台もありません、とエラーになるそうです。
ディスクの種類は内蔵のIDE です。
会社のマシンということで現場に訪問するわけにもいかず、 何度かやりとりをしていて原因がわかりました。なんと、 Ultra DMA-66 のIDE カードがPCI バスに刺さっていて 、そこにディスクが繋がっていたようです。
そのカードを抜いてケーブルをマザーボードに直接刺すようにしてもらうとインストー ルできたそうです。
このカードはマシンの注文のときにオプションを選択してでわざわざつけたもの とのこと。デフォルト構成で普通に購入していれば問題はないのでしょう。
XFree86 のセットアップでは、ビデオカードG-400 ではうまくいかなかったそうです。 会社で購入したのに使えないということでとても困っていました。
私はLinux はtelnet でしか使わないのでXFree86 のことは疎いのですが、とりあえず余っていたVirge DX のPCI カードを貸してあげました。
すると広い解像度でうまく表示できたので、交換でAGP バスのG-400 をもらいました(^_^)
バトルシップ
秋葉原でゲームを買ってきました。
バトルシップというWindows 用のリアルタイム型海戦シミュレーションです。
昔販売されていたゲームの再販のようで、 簡易パッケージで定価1980円のところ1580円で販売されていました。
あまり期待していなかったのですがとてもおもしろく、現在はまっています。
画面はしょぼいのですが、海上での戦闘がとてもよく表現できていると思います。
TeraTerm のマクロでRTA50i を制御
ここのところ、TeraTerm のマクロをちまちまいじってYAMAHA RTA50i のダイヤルアップを制御しています。
ダイヤルアップルータにプロバイダのパスワードが記憶されるのがガマンできないの で、マクロで毎回キーボードから入力し、 つながったら直ちに消去するようにしています。
また、5 の倍数の日にはまずNTP サーバにアクセスしてRTA50i の時計を修正し、 次にWindows の時計をRTA50i に合わせるようにしています。
私のパソコンは1 日に約2 秒狂っているようです。
ダイヤルアップルータによるセキュリティー向上 というページでより詳しい背景の説明や、作成したマクロを公開しています。
Emacs20.4 はまだでした
間違ったことを書いていました。
Wnn 関連が全然コンパイルできていないので、Slackware-7.0 ではEmacs-20.4 はまだmake できていません。
11/16 の記述を修正しました。
LiveDoor
無料でインターネットにダイヤルアップできるプロバイダ、LiveDoor (http://www.livedoor.com/) に応募していたのですが、今日使用開始許可の通知が来ました。
出先で長時間Web を見ることと、 会社からインターネットのネットニュースを見ることが目的です。
(会社ではセキュリティー対策のためといって、 ニュースサーバが廃止されてしまったのです。 不特定多数に簡単にメッセージを発信できる環境は機密漏洩の危険が大きいと 経営会議で判断されたそうな。)
しかしLiveDoor ではニュースサーバは提供されておらず、 あちこちのニュースサーバに接続しようとしましたがよそ者ということでreject されてしまいます。
LiveDoor で接続してニュースを見るという目的は達成できていません。
また50Mbytes のWeb 公開スペースも魅力的なのですが、このサービスはまだ開始されていないようです。
昼間にはまったく問題なく接続できています。 夜はどうかと自宅でもつないでみましたが、ちゃんとつながりました。 いずれも横浜のアクセスポイントです。
接続ソフトはWin95, 98 用ということですが、WindowsNT 4.0WS でも使えています。
接続は無料ですが、始めて接続するときに住所、氏名、 電話番号などの個人情報を登録します。 この個人情報は最新情報を維持する義務があります。
また、専用アプリケーションがダイヤルアップするのでダイヤルアップルータからは 接続できません。 Macintosh やワークステーション、 各種モバイルマシン用の接続ソフトは提供されていないのでIntel 系のPC が必要です。
sendmail の設定を支援
2000年問題対応で、古いSun ワークステーションで動いていたメールサーバをパソコンのLinux でリプレースする別部署の作業をお手伝いしました。
Sun で動いていたsendmail.cf をコピーしてもうまくいかなかったそうです。 sendmail のVersion も全然違うしローカルメーラとかも違うだろうから当然ダメですよね。
DNS の設定が正しいことを確認してCF-3.7Wp12 でsendmail.cf を作成しました。
linux-turbo というOS タイプがなかったので、linux-redhat と設定。 MX をyes にして全部DNS のMX レコードを参照して転送するようにしました。
これは社内の部門サーバで、ファイヤーウォールの内側にあるので、 任意のマシンからSMTP 転送をうけつけるようにしました。
あと全てのユーザのアカウントをこのLinux BOX に作る必要がありますが、 その作業はタッチせず、お任せしました。
2日ぐらいでお手伝いする予定だったのが2時間ぐらいで終了。
TuoboLinux でIP アドレスやホスト名を変更する方法がわからなかったのですが、 /etc/sysconfig ディレクトリ以下に設定ファイルがあり、 それを書き換えるとよいようです。
LiveDoor(2)
LiveDoor では登録者にメールアカウントが1つもらえます。
メールに広告がついたりはしないようです。
業者からのダイレクトメールがこのアカウントに大量にくるのかと思っていましたが、 いまのところそうゆうことは全くありません。
ただ登録時の連絡用に知らせた会社のメールアドレスには海外からの英語のSPAM が増えたように感じます。
Disk 異常、買い替え しかし...
土曜日に4G disk がおかしくなり、交換のため秋葉原へ走りました。
Ultra2 のSCSI カードとLVD なdisk を購入しハッピーなはずでした。
しかし、なんと購入した18G U2 SCSI disk が初期不良!
独立したページにまとめたのでlvd_bad.html をご覧ください。
Eazy CD Creator Light
2940U2W にバンドルされていたEZ-SCSI 5.0 デラックス版に入っていたEazy CD Creator Light をインストールしてみました。
WinNT 4.0 ServicePack5 の環境でも動作しました。 CDR ドライブはYAMAHA CDR400 です。
G400 バンドルのDVD プレーヤ
G400 のCD-ROM にDVD プレーヤが入っていてWinNT でも動作するそうなので私のを見てみました。
しかし、InfoMagic 日本語版のCD-ROM だからなのか、入っていませんでした。
4G Disk 復活
先週IBM 4G disk の具合が悪くなったというのは、 NT の起動時にヘッドがヘンな音をたてるのを繰り返すばかりでそこから先に進まない、 というものでした。
このおかしくなったdisk をつないで18G disk から起動したNT で見てみると、 中身にアクセスできるようです。
でもファイルの検索をかけるとエラーが出てイベントビューアに
ID ソース 種類 説明 7 Disk エラー デバイス \Device\Harddisk1\Partition3 に不良なブロックがあります。 41 Disk エラー ディスク上のファイルシステム構造が壊れているため、使用できません。 デバイス \Device\Harddisk1\Partition3 (ラベル "") 上で CHKDSK ユーティリティを実行してください。
のように出ました。
chkdsk をかけると直ったようです。
2940U2W にバンドルされていたAdaptec EZ-SCSI5.0 デラックス版の SCSI エクスプローラで調べたところ、グロウンディフェクトリストは空のままなので 論理的な障害だったようです。
ところで、このSCSI エクスプローラでdisk のディフェクトリストを参照すると aic78u2.sys のエラーで青画面になり、WinNT4.0 が落ちることがあります。
IBM 18G Disk ちょっとヘン
4G disk でもまれにあったのですが、IBM の18G SCSI disk(DNES-318350LVD) は使っていると、 コツンと勝手にスピンが止まってすぐキュイーンとまた回り出すことがあります。
イベントビューアには何も出ません。何が起こっているのだろう。あやしい。
HDBENCH で測定すると、Read/Write とも17000 程度出るので性能はよいです。
LiveDoor(3)
23:00 以降に接続をこころみると、電話回線はつながるけど認証がされないことが 時々あります。
IP アドレスが足りなくなっているのでしょうか。 1, 2回リトライするとつながります。
MTA はqmail のようです。渋い。
POP サーバにメールチェックした場合のレスポンスは遅いように感じます。
ニュースサーバできないかな。
デスクトップに表示される広告は今のところクリスマスイベントのお知らせへの リンクアイコンのみです。
登録のときに興味のある分野をあまり登録しなかったのですが、 あの時に登録した内容で広告が変わるのかもしれません。
ダイヤルアップネットワーク設定保存
WindowsNT を再インストールするたびにRAS ダイヤルアップネットワークの設定は再入力していました。
設定データのバックアップを手動でできないものかと試行錯誤してみて、 次のことがわかりました。
- ダイヤルアップネットワークの設定データは"電話帳"と呼ばれ、 ファイル名の拡張子は.pbk
- 電話帳は通常 %systemroot%¥system32¥ras の下にある
- WindowsNT4.0 では電話帳はシステムのもの(rasphone.pbk) とユーザー毎のもの(ユーザー名.pbk)に分けることができる
- ユーザー毎の電話帳にダイヤルアップ設定を保存すると、 適切なアクセス許可を設定することで同じシステムの別ユーザ から見えなくすることが可能
- 電話帳の切り替えは.pbk ファイルを直接ダブルクリックしたり、 あるいはダイヤルアップネットワークのウィンドから
"その他"->"ユーザー設定"
を呼び出し、"電話帳"タブをクリックして切り替え可能
ということで、 rasphon.pbk やユーザー毎の.pbkファイルをバックアップ しておくとよいようです。