2022年06月14日

パソコン日記(2022)




1997年からはじめた身の回りのコンピュータ全体の日記コーナーです。

仕事でソフトウェア開発をやっているので、仕事も趣味もコンピュータです。 そんな生活の中で起こったことや気づいたことを紹介します。
毎日書いてるわけではないのですが、のらりくらりと続いています。

プロバイダのWebコンテンツ公開サービスでやってますが古いサービスなのでHTTPSに対応してません。
このせいだと思うのですが、最近新規に作ったHTML はGoogle さんとかの検索結果には出てこないようです。

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2022/06/14(火)

EIZO EV2795

サブモニタとして使用していたSONY SDM-P234B(23インチ1920x1200 液晶) が購入から18年経過しました。
まだ動いているのですが、私の負け、降参です、SONY さんの勝ちです、ごめんなさい買い替えます。

サブモニタの置き換えとして、EIZO の27インチIPS液晶モニタ
EV2795-BK を91420円(ポイント還元10%)で購入しました。
解像度は2560x1440 です。入力はUSB TypeC, DisplayPort, HDMI の3系統です。
内蔵電源で、ACアダプタ形式ではありません。
2020年に販売開始された製品です。
私は液晶モニタは光沢が好きなのですが、この製品はもちろん、今ほとんど全製品が非光沢ですね。
株価や為替相場の表示が主な用途です。

図1/06-14 EV2795
図1/06-14 EV2795-BK(左奥)

本当はEIZO のEV2760 を購入するつもりでした。
EV2760 は2560x1440 の27インチIPS液晶モニタでDisplayPort x2, HDMI, DVI-D の4系統入力で便利そうです。
液晶モニタなので通販ではなく実物を確認して購入したく量販店へ足を運びました。
するとEV2760 とEV2795 が並べて展示されていました。 一目見ただけでEV2795 の方が映りが綺麗です。
価格の違いはありますが、 また18年使うかもしれないので後悔しないようにEV2795 を即決購入しました。

EV2795 には1G のイーサネットポートが搭載されていてUSB接続したときに有線LAN に接続できるようになってます。
もしM2 Mac Book を購入した場合便利そうです。
USBハブ機能も持っていて、接続されたPCを切り替えたときにUSB 接続したキーボードやマウスを切り替えたPCで使用できます。
KVMスイッチですね。

EIZO製品 液晶パネル剥離の不具合

購入したEV2795 には約60cm の細長いL字型プラスチック部品 が付属してました。これはなんだ?!

関連しそうな情報が2021年8月31日にEIZO 社のWebサイトで公開されていました。
フレームレス液晶モニターを天吊り/壁掛けなど下向き設置でご利用のお客様へ-ご使用状態の点検のお願い

ポリウレタンが劣化することで液晶パネルが上部から剥離してくる不具合があり、 その対策のようです。
付属のL字型補強部品を製品の上辺に貼るのですが、 両面テープなのでズレてもやり直しができません。
これは購入者が貼るのではなく、出荷時に最初から貼っておいて欲しいものです。

上記リンク先の案内によると、EV2795の他にも次の製品が該当するとのことです。
EV3285, EV2795, EV2785, EV2780, EV2760, EV2750, EV2495, EV2485, EV2480, EV2460,
EV2457, EV2456, EV2455, EV2451, EV2450, EV2360, FS2434 (-R、-Z、-M、-Fなど派生機種を含みます)

ポリウレタンは10年や20年といった耐久性はなくボロボロになっていくので、EIZO の液晶モニタは短い寿命となりそうで不安です。
PC周辺機器としては長い5年間(または30000時間までのどちらか早い方)の保証なので、 保証期間中であれば無償修理が期待できます。
この不具合、EIZOだけなのでしょうか。 同じ製造会社の液晶パネルを使用している液晶モニタは他社製品でも該当しそうですね。
情報公開されてるEIZOはまだ良心的なのかもしれません。

画面の拡大縮小率の設定

サブモニタをEV2795 に置き換えたので、メインは27インチ3840x2160でサブが2560x1440 になりました。
メインの27インチ4Kは文字が小さくなるので、 こちらは125% に拡大して表示するようにWindows10 で設定してます。
27インチで4K は細かすぎると学習してたので、今回は同じ27インチでもWQHD を購入しました。
拡大は設定せずに、100% で使用するつもりでした。


サブ
    2560x1440    
100%


メイン
    3840x2160    
125%

ところがデュアルモニタでそれぞれ拡大率が異なる場合、 アプリケーションのウィンドウをモニタ間で移動したときに大きさが変換されてしまい、
そのせいで細部の表示、特に文字ががぼやけてしまうようです。
OS はWindows10 (21H2)です。

例えばメインの125% 拡大の4K液晶でFireFox を起動すると、表示は正常です。
この状態でFireFox のウィンドウをサブの100% WQHD液晶に移動すると、 半分ぐらい移動した時にFireFox画面が縮小され、
その縮小処理の品質が悪く細部が乱れてしまいます。
買い替え前のSONY SDM-P234B でもこの現象はあったのですが、 この液晶モニタが古い(2004年購入)から表示がブレてきてるのだと誤認してたようです。

回避策として、サブモニタもメインと同じ125% の拡大をWin10 で設定 したところ、アプリウィンドウ細部のクオリティ劣化を回避できました。


サブ
    2560x1440    
125%


メイン
    3840x2160    
125%


そのかわり2560x1440 が125% 拡大のため実質2048x1152 の解像度にダウンしてしまいます。
こんなことになってしまうとは。

教訓として、同じ液晶サイズ(インチ)の場合、 メインモニタとサブモニタの解像度はそろえた方がよいようです。
私の場合、メインモニタが27インチ4K解像度なので、27インチサブモニタも4K をチョイスするべきでした。

または、メインモニタが27インチ4Kなので125% に拡大しているわけですが、 設置可能であれば32インチなど、
そもそももっと大きいサイズの4K モニタにして拡大なしの100%で運用するべきでした。
結局メインモニタが27インチで4K という中途半端なスペックであることが不幸の根源のようです。


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