2024年04月18日

趣味と生活の雑記帳(2024)




もとは1997年からはじめた身の回りのコンピュータの日記コーナーでした。
ネタがなくなってきたのでスコープを広げ、 私の趣味や生活について幅広く好き勝手に投稿しています。

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2024/04/15(月)

エアダスター代替品の試行錯誤

PCやオーディオ機器を掃除するとき、 掃除機はジャンパーピンなどの細かい部品を吸い取ってしまいそうで怖いので、 ホコリを吹き飛ばせる使い切りのエアダスター(空気スプレー)を使ってきました。

使い切りのエアダスター
図1/04-15 使い切りのエアダスター

機能的には問題ないのですが、安くても2本1,000円ぐらいしますし、 使ってるとすぐカラになるのでコスパはよくありませんね。

初期費用は高くなりますがUSB 充電式でほぼ無限に使える電動エアダスター(
CD-ADE2BK)を購入してみました。
ですが3段階強度切替えの最大でも使い切りタイプと比較してパワーが弱く、 機器の掃除には向いてないようです。
真ん中に穴をあけたRCA端子用カバーをつけて、 ノズルを細くすると気流の密度が高くなって改善しないか試してみたのですが、 電動エアダスター本体の部品の継ぎ目から気流が漏れるようになり、 うまくいきませんでした。
SANWA SUPPLY CD-ADE2BK
図2/04-15 USB充電式のエアダスター

何かよいものはないか思案してたところ、 エアコンのドレンホース(水を外に排出するホース)が詰まった時に、 つまりを吸い出すクリーナーがひらめきました。
うちにあるのはSANEIのドレンホースクリーナーでPR871という型番の製品です。
ホームセンターのエアコン用品売り場で普通に購入したものです。
Amazonでも1900円ぐらいで買えるようです。 手動式で注射器を大きくしたようなシンプルな構造です。
SANEI ドレンホースクリーナー
図3/04-15 SANEI ドレンホースクリーナー

ノズルが太めなのですが、図4のバッテリー用クリップ部品(ELPA HK-BK01H) の絶縁カバー(税込み382円でした)をかぶせてみると、 図5のようにちょうどよいサイズでノズルはいい感じになりました。
ELPAバッテリークリップ
図4/04-15 ELPAバッテリークリップ
ノズルが細くなった様子
図5/04-15 ノズルが細くなった様子

ただ使ってみると両手がふさがり手動でそれなりに勢いをつけて押し込むので気流を当てる場所がピンポイントになりません。暴れてしまいます。
PCケースのファンのほこりを吹き飛ばすにはいいのですが、キーボードのキートップ裏のほこりを吹き飛ばすのは今ひとつです。

カメラのレンズのほこりを吹き飛ばすハンドブロアーはどうでしょうか。
ハクバ写真産業の「ハイパワーブロアープロ02+L(KMC-84LOV)」をAmazon で購入しました。
HAKUBAのブロアー
図6/04-15 HAKUBAのブロアー

使ってみると風力はドレンホースクリーナーより弱いのですが、 ノズルはバッテリー用クリップよりも細く、風力の密度は良好です。
使い切りエアダスタと比較するとノズルは少しあばれますが、 右手を動かす規模は少ないのでノズルのコントロールはドレンホースクリーナより良好です。
キートップ裏のほこりを吹き飛ばすのはぎりぎり可能かな、という感じです。

検証結果のまとめ

以上をまとめると次のようになります。
比較項目↓ 使い切りエアダスター USB充電式 ドレンホースクリーナ レンズ用ブロアー
価格 500円以上x本数 7000円 1900円+382円(カバー) 1700円
風力 ×
静寂性 ×
ノズル保持安定度 ×
広範囲を掃除 ×
ピンポイントを掃除 ×

経済性の低さとエコでないことを許容できるなら、 やっぱり使い切りエアダスターが優秀だと思いました。
コスパを求めるならレンズ用ブロアーがよさそうです。
ファンやPCケース中の広範囲のほこりをふきとばす用途がメインであれば、 ドレンホースクリーナ+バッテリークリップカバーも実用になります。
レンズ用ブロアーとドレンホースクリーナを両方所有することになったので、 私は用途で使い分けていきます。
USB充電式はパワー不足で価格も高く全く役に立たない、とわかりました。

2024/03/09(土)

Wiim Pro Plus を有線LANだけで使いたい

Wiim Pro Plus

Google やBROADCOMにいた人たちが米国で設立した Linkplay Technology社 が2023年にネットワークオーディオデバイスWiim シリーズの最新製品 Wiim Pro Plus を発売しています。
定価は39500円でAmazon の通常販売価格は35950円です。

AKM(AsahiKASEI MICRODEVICES)のAK4493SEQ をDACとして搭載していて、AirPlay2, Chromecast, DLNA,Spotify Connect, TIDAL Connect, Amazon Music cast, TuneIn などに対応しています。
どこにもロゴがありませんが、 PDFマニュアルp.9 にはRoon Ready とあります。
ネットワークにぶらさげるデバイスであり、PCとUSBで直結するものではありません。
パワーアンプ機能は持ってないので直接スピーカを接続することはできません。
アンプ内蔵のスピーカか、外部のアンプとスピーカが必要となります。

スマホで操作できるネットワークオーディオデバイスを自作するためのLinux ディストリビューションで Daphile というのがあります。
Daphile を使うと小型PCで自作できるのですが、Wiim Pro Plus は低価格でAK4493SEQ内蔵、 リモコンが使えてデジタル入出力も備えたデバイス。おもしろそうです。
スマホアプリの評判も高いようで興味がありWiim Pro Plus をチェックしてたのですが、 Amazon の新生活セールで20% Off の28760円(+ポイント還元)だったので購入してみました。

Wiim Pro Plusは有線LANポートを備えているので有線LAN 接続のスマホから利用できるだろうと期待して購入しました。
先に結論を言っておくと、スマホ版アプリの有線LAN サポートは後から付け足したようなちょっと残念な状況で取り扱いは注意が必要です。

Wiim Pro Plus
図1/03-09 Wiim Pro Plus(上の黒い箱)

自宅のネットワーク

セットアップのはなしの前に、自宅内ネットワークの状況を見てください。

自宅のWiFi はインターネットには繋げられますが、宅内のルータ以外のデバイスとは 相互通信できないようにセキュリティを設定しています。
WiFi でMACアドレスフィルタリングも実施しています。
宅内のデバイスと接続したい時はスマホやiPad を有線LANに接続しています。
WiFi 機器のアクセス制御
図2/03-09 WiFi機器のアクセス制御


セットアップしてみました

製品が届き、さっそくセットアップしてみました。
以下、2つの名称に注意してください。 Wiim Pro Plus はネットワークオーディオデバイス、 ハードウェアです。
Wiim Home というのはスマホアプリです。

初期セットアップは有線LANではできず、WiFi が必須 でおどろきました。
Wiim Pro Plus のWiFi MACアドレスはどこにも記載されておらず、 セットアップが完了するとWiim Home アプリで確認できるようになっています。
つまりセットアップ前にMACアドレスを知ることができません 。 これでは我が家のWiFi には接続すらできませんね。
DHCPも必須で静的IPアドレス設定はできないようです。
カジュアルなデバイスであり、ネットワーク機器と考えてはいけないようです。

先月乗り換えたPixel8 でテザリング(docomo irumo でもできました)を開始して、 Wiim Pro Plus はこのテザリングにWiFi 接続して、あれ、するとWiim Home アプリを Pixel8 で動かせないような気がしてiPad で設定しようとWiim Home アプリを 入れようとすると日本では現在iPadOS にはインストール解放してないとのこと。
仕方なくPixel8 の前に使用していたSHARP AQUOS zero2 (回線契約なし)をひっぱりだしてきてPixel8 のテザリングに接続し、このzero2 でWiim Home アプリでセットアップをすすめてみました。
最初はBluetooth で通信し、Wiim のWiFi セットアップをアプリ内で設定する流れとなります。

Wiim Pro Plus 本体にある「Play」ボタンを3秒程度長押しするとセットアップモードに入りLED が点滅状態になるということなのですが、LEDはずっと点灯したままです。
しばらく格闘したところ、 有線LANポートにイーサネットケーブルを接続しているとセットアップに入れない ようです。ケーブルを抜くと入れました。
(
PDFマニュアル p.35 にイーサネットケーブルが接続されているとWiFi がOffになる旨が記述されてました。)

セットアップができてからイーサネットケーブルを接続しました。
Windows11 の Spotify アプリのSpotify Connect 先リストにWiim Pro Plus が現れ、 イーサネット経由でSpotify のプレーリストを再生できました。

Wiim Home アプリからWiim Pro Plus のWiFi をOff にできました。
有線LANに接続したPixel8 からWiFi を使わずWiim Home アプリで操作できるようになりました。

ただ、Wiim Home アプリを起動するときは最初だけスマホをWiFi 接続にしておく必要があるようです。 そうでないとWiim Home の起動がエラーになります。
Wiim Pro Plus がつながってない自宅WiFi でいいのでWiFi 接続状態でWiim Home を起動し、 Wiim Pro Plus の探索状態のあいだに有線イーサに切り替えるとよいようです。
これは面倒くさいですね。ここのあたり、有線LANの対応が甘く見えます。

Windows版のBetaアプリ

β版ですが、Wiim Home のWindows 版公式アプリも
無料で公開されてます。
Windows11(23H2)に"WiiM Home Setup Beta v0.1.5.exe" をインストールしてみました。

スマホ版と違って、こちらはWiFi 接続がなくてもいきなり有線LAN上でWiim Pro Plus を探索し、発見できました。
最初からWindows版アプリでセットアップするとWiFi なしでセットアップできたかもしれません。
Windows版 Wiim Homeアプリ
図5/03-09 Windows版 Wiim Home アプリ

Windows版のWiim Home はβ版ということですが安定していて、 デバイスの設定変更は十分行えます。
自分は自宅ではPCがメインなのでスマホアプリよりWindows 版の方が向いてそうです。

スマホ版のアプリには次のようなサービスメニューがあるのですが、β版のWindowsアプリにはこのような連携メニューがまだありません。
設定変更や設定確認、PC内の楽曲再生、DLNA サーバ内の楽曲再生がWindows版の機能になります。
Wiim Home(スマホ版)内にある音楽サービスメニュー
  • Amazon Music
  • BBC Radio
  • Calm Radio
  • Deezer
  • iHeartRadio
  • Napster
  • ネットワークストリームを開く (直接URLを指定でき、ストリームを開いてくれるらしいです)
  • Pandora
  • Qobuz
  • RadioParadise
  • Roon Ready
  • SoundCloud
  • SoundMachine
  • Spotify
  • Soundtrack Your Brand
  • TIDAL
  • TuneIn
  • vTuner
  • Amazon Alexa
何がないかというと、Apple Music、YouTube Music、radiko あたりでしょうか。

おまけ

  1. TCP 443でHTTPSサーバが稼働しているようです。上海linkplay のオレオレ証明書です。
    Web ブラウザで普通にたたくと403(Forbidden) となります。
  2. リモコンが付属しますが単4電池2本は付属しないので自分で準備する必要があります。
  3. 本体に電源スイッチはありませんが、 リモコンに電源ボタンがありスタンバイ状態と切替できます。
  4. 一定時間無信号の場合自動でスタンバイ状態となるように設定できます。
  5. スタンバイ状態でもSpotify Connect で接続すると復帰しますし、 外部入力に信号が来るとそれを認識して自動で復帰するように設定できます。
  6. 本体とリモコンにマイクが内蔵されてます。
    本体のマイクは複数のWiim 製品を連携させて使う場合に遅延のチェックで使用するようです。
    リモコンのマイクは音声操作用です。
  7. 本体はファンレスです。発熱はそんなになさそうです。
  8. よくメンテされていて、ファームウェアが頻繁にアップデートされています。
    マニュアルによると、WiFi 接続の場合ファームウェアの最新版があれば深夜に自動アップデートされるとのことです。
    有線LAN接続の場合はファームウェアが更新されない?
    (2024/03/26 追記)
    有線LANのみの接続で使用していましたが、今日アプリで確認したところ、 本体ファームウェアが2024/03/18リリースのv4.8.611137(
    リリースノート) に自動更新されていました。
    有線LAN接続でも自動更新されるようです。
    それとアプリの中に「check for updates」項目があり、 最新版ファームウェアが存在する場合、 この項目から手動アップデートもできるかもしれません。
  9. 本体のOSは何なんでしょうね。マニュアルにはOSSの使用クレジットが何も記載されていません。

Pixel8

SIMフリーの5G対応機種へ乗り換え

上にでてきたように、先月AndroidスマホをPixel8 に乗り換えました。
スマホは軽い機種が好きで150g 以下がよかったのですが、 最近はそこまで軽いのはないようで、なるべく軽い機種を選定しました。
Android からiPhone へはSMS(プラスメッセージ?)のデータを移行できないそうですね。
このことと重さで今回もiPhone はパスしました。
あとは7年間パッチサポート、google 直接サポートなのでパッチは公開即適用可能であることが好印象でPixel8 にきめました。

スマホはこれまでdocomo ブランドのSHARPのSIMロック機種を購入してきました。
前の機種がAQUOS zero2 で、ストレージが256G だったので170G ぐらいのデータになってました。
docomo 版のPixel8 は128G だけなので、 256Gを求めてはじめてSIMフリースマホを購入しました。
Googleストアでセールをやっていたので2万円ほど安く購入できました。

回線契約が4Gのギガライトで5G対応でなかったので、まずAQUOS zero2 のままirumoに契約を変更してから、Pixel8 が来てSIMをつけかえました。
キャリアの4G機種からSIMフリーの5G機種への乗り換えで心配でしたがうまくいきました。

Pixel8 をつかってみて

まだ1ヶ月しか使ってませんが、これまでのSHARPの機種と比較して気づいたことをいくつか紹介します。

1つ目。Pixel8 は手になじまないですね。
裏側周縁部の丸みの具合とやっぱり重量のこと、 重心の調整などやっぱりSHARPがうまいようです。

2つ目。SHARP(docomo?)の通話アプリにはアプリ自体単体に留守録機能がついていました。
これが当たり前と思ってましたがPixel8 には留守録機能がないのですね。
留守録音声を聞いて出るかどうか判断できないので今後やっていけるか心配です。
通話アプリって変更できるのかな。

3つ目。SHARPの機種には液晶(やOLED)画面のほかに小さなLEDがついていました。
このLEDが充電中は赤く点灯したり、未確認の通知があるとゆっくり点滅したりして便利なのです。
このようなLEDがPixel8 にはなく驚いてます。

4つ目。前の機種AQUOS zero2 はバッテリが小さ目で、私の使い方では6日半ぐらいで充電が必要でした。
Pixel8 も電池持ちの評判が悪いようですが、こちらは8日ぐらいは持っています。
スマホの使用時間は平均10分/day ぐらいなのですが、でもやっぱりないと困りますね。
ほとんど自宅WiFi 接続でスマホよりはiPad を使ってしまってます。
スマホの回線のギガは月1Gを超えることはありません。

5つ目。外側カメラの帯。 カバンからスマホを取り出す時、この帯に指をかけて引き出せるので以外と便利です。
(私はモバイルデバイスは素の状態で使用します。 スマホカバーとか液晶保護フィルムは使いません)

2024/02/10(土)

ドコモ dアカウントにパスキー認証を設定

概要

ドコモ契約でAndroid スマホを利用しています。
ドコモ回線契約の状況を確認したり各種変更をするためにMy docomo というサービスを使用します。
これはスマホアプリもありますし、Web ブラウザから利用することもできます。
このMy docomo でも使用している
dアカウントでは2023年から「パスキー」 を使用するようにログイン認証のセキュリティが強化されました。
ドコモは2020年に他人の銀行口座を勝手にひもづけられるというあり得ない ドコモ口座事件をやらかしてて、 セキュリティを重視するようになってるのでしょうか。
My docomo に用事がありログインするために私も先日 パスキーを設定しました。

設定状況

思うところがあってスマホのChrome は無効化してたのですがパスキー設定のためどうしても必要です。 Chrome を有効化して最新版に入れ替えました。
さらに「dアカウント設定」 アプリをスマホにインストールする必要がありました。

私のスマホでは生体認証は利用しておらず、 スリープを解除するときは文字のパスワードを入力して使用していました。
生体認証情報ってもし漏洩しても変更できないし、 第3者が取得可能(指紋や顔を秘密にできない)なので気持ち悪いのです。
パスキーはFIDO2 で、公開鍵方式の秘密鍵を端末に保管する必要があり、 その鍵を取り出す時は指紋や顔などの生体認証が必要であると理解していました。
この流れから生体認証セットアップも必要になるかと思ったのですが、 設定をすすめてみたところスリープ解除の文字パスワードでもパスキーを使えるようです。
せっかくパスワードレスになったのにパスワードを入力するわけですが、 このパスワードはスマホの中に閉じていてインターネットへ出ていかないので安全です。

パスキーという技術について、 これまでよくわかってなかったことを以下の様に検証してみました。

[検証1.] Windowsからアクセスできるかどうか

My docomo で契約プランや機種を変更する場合など、こみいったことをするときは、 スマホはしんどいのでWindows のWebブラウザから利用してました。
パスキー認証になっちゃうとスマホからだけしかMy docomo を利用できなくなると思っていました。 ダメもとでためしてみました。

検証結果はこうです。Windows のFireFox でMy docomo にログインしようとしました。するとスマホに承認確認の通知がきたのです。
スマホで承認するとWindows のWebブラウザでMy docomo にログインできました
認証だけにパスキーの鍵を使用していて、Webブラウザとの通信の暗号化は普通にhttps の暗号化なのですね。

ということは注意が必要です。 もし悪意のある誰かが別端末で私たちのdアカウントにログインしようとしたとき、 突然スマホに承認要求の通知がくるのでしょう。
これびっくりすると思います。 安易に承認しちゃうと他人にdアカウントにログインされてしまいます
これは怖いですね。 パスキーの落とし穴だと思います。

[検証2.] WiFi iPad にもパスキーをセットアップできるかどうか

スマホが故障したり紛失したときに、My docomo で手続きをしようにもスマホがないと パスキー認証を承認できませんね。
非常時に備え別端末、 それもApple系にパスキー認証をできるようにあらかじめ構成できるでしょうか。
WiFi only のiPad にも「dアカウント設定」 アプリを入れてパスキーを設定してみました。

iPad は無印の第10世代で2022年モデル、iPadOS は最新のものです。 このiPad のネット接続はWiFi だけなのでドコモ回線配下ではありません。
最初だけドコモ回線契約のあるスマホに通知がきて承認作業が必要でしたが、 このiPad にもdアカウントを登録できました。
スマホで承認作業が必要だったので、 故障・紛失する前に設定しておかないとだめですね。

AndroidスマホとiPad の両方にパスキーの秘密鍵が格納されたのだと思います。
これでdアカウントにログインするとどちらに承認依頼通知が来るでしょうか。
iPad にMy docomo アプリもインストールして使ってみたところ、 パスキー認証の承認確認通知が スマホとiPad の両方にきました
スマホに来るのは理解できますが、WiFi only で家庭内のファイアウォール(ルータ)の 内側にあるiPad へどのように(3分ごとのポーリングとかではなく)リアルタイム通知してるのでしょうか。
コネクションを張ったまま? ともかくiPad で承認し、iPad だけでMy docomo にログインできました。
これでスマホが故障・紛失しても大丈夫です。
パスキーはクラウドで共有されるのでAndroid にいれた場合Android 端末(複数可能)だけで利用でき、別ベンダクラウド(iCloud)配下のiPad からは利用できないと思ってました。
そういうことはないのですね。

パスキーは安全かもしれませんがいろいろ不便になるのでは、と思っていました。
docomo の実装だけの検証ですが、使ってみると結構うまくできてるように感じてます。

#ただ、パスキーは仕組みがわかりにくく気持ち悪いと思う人が多いのでは。


2024/01/18(木)

foobar2000 のプレイリスト破壊を回避

ローカルストレージにある楽曲ファイルを再生するのにフリーソフト foobar2000 (https://www.foobar2000.org/)を利用させてもらってます。

flac やmp3 をこのソフトに関連付けているととんでもない不幸 にみまわれることがありました。
そういった楽曲ファイルをエクスプローラでダブルクリックした時にfoobar2000 のカレントプレーリストがその1曲で上書きされてしまうのです。
プレーリストに元々登録されていた楽曲は無くなってしまいます
デフォルトでこのような仕様なのです。恐ろしいですね。

このふるまいは設定で変更できるようです。

  1. まず「play」のような、ダブルクリックで直接再生するファイルを格納する専用のプレーリストを作成しておきます。
  2. foobar2000 の「File」プルダウンの 「Preferences」でPreferences ダイアログを開きます。
  3. 左側のメニューから「Shell Integration」を選択して開きます。
  4. Always send new files to playlist」のcheck をOn にして、 そこにある入力欄に(1)で作成した専用プレーリスト(play) を設定しておきます。
    ダブルクリックしたときに、そのファイルはここで設定したプレーリストに入ります。
    foobar2000 の設定
    図1/01-18 foobar2000 の設定

  5. 最後に「OK」をクリックします。

これでファイルをダブルクリックしたとき、 必ず設定したプレーリストに格納して再生されるので、 意図してなかったプレーリストが破壊されることを回避できます。



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