2002年12月15日

パソコン日記(2002)


1997年からはじめた身の回りのコンピュータ全体の日記コーナーです。

仕事でソフトウェア開発をやっているので、仕事も趣味もコンピュータです。 そんな生活の中で起こったことや気づいたことを紹介します。
毎日書いてるわけではないのですが、のらりくらりと続いています。


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2002/01/13(日)

3C589D

秋葉原へ出かけました。
ジャンク屋さんで3Com のノートPC 用10M イーサネットPCカード3C589D を1500円で購入しました。
本体のみで箱、ドライバFD, 保証書等の付属品は一切ありません。

これはIntel 版Solaris8 が唯一対応しているPCMCIA イーサカードです。
近い将来ノートPC にSolaris8 を入れてみたいので買っておきました。
Solaris8 に対応するPCMCIA SCSI カードも欲しいところです。

PS-104F

また、ぷらっとホームでPS/2 キーボードやCRT の1入力4出力切替器 PS-104F を購入しました。
この手の切替器の中ではもっとも高価な製品なのですが、 会社で良好に使えているので奮発してみました。

2002/02/05(火)

来週の週刊アスキー

編集部の方から事前にメールをいただきました。
来週の週刊アスキー380号(2/12発売)で『迷惑&ウィルスメール撃沈法』の特集があり、 その中で私が公開しているフリーソフト
PopDeleSPAM.exe を紹介してくれるそうです。

2002/02/09(土)

B フレッツ

今日、社宅の郵便受けにNTT 東日本からB フレッツのアンケートが入っていました。
希望者が多ければ社宅の管理会社にかけあってくれるかもしれません。

今はISDN のダイアルアップを利用していて、アナログはいやなのでADSL は敬遠しています。
Bフレッツはとても興味があるのですが工事が必要なので、 家を買って借家脱出後に引こうと思ってたところでした。

社宅の屋上には昨年J-Phone の基地局ができてます。
ついでにブロードバンドの便宜もはかってくれるといいのに。

2002/03/24(日)

VMware3.0

先月VMware Workstation 3.0 (for Windows)を購入し、いろいろ遊んでました。
今回は独立したページにまとめてみました。
VMware Workstation 3.0 を使ってみて を参照してください。

2002/04/13(土)

VMware3.1

VMware Workstation 3.1 がリリースされたのでアップデートしてみました。
VMware Workstation 3.0 を使ってみて -and VMware workstation 3.1 へのupgrade- を参照してください。

2002/04/14(日)

ノートPC のdisk を40G に交換

2000年夏に購入したThinkPad i1124(2609-53J)の12G disk を40G disk に交換しました。

購入したのはIBM Travelstar IC25N040ATCS04-0 で2.5inch 9.5mm 厚 4200rpm の流体軸受ドライブです。
この週末、秋葉原での最安値が20480円ということなので、 ヨドバシカメラで21500円ポイント還元10% は安かったです。

容量認識や消費電力, コネクタの位置など、このdisk に交換できるかどうか不安でしたが自力でうまく交換でき、OS のインストール作業も今のところ順調です。

添付マニュアルに手順が紹介されているメモリの増設はキーボードを取り外したり 大変だったのですが、disk の交換は比較的簡単でした。

2002/06/17(月)

sendmail 設定の参考書

某所でRedHat Linux7.3 をインストールし、sendmail を設定しました。
この作業をするにあたって、m4 cf によるsendmail.cf 設定ファイル作成ではとてもよい参考書を見つけました。
テクノプレス発行の『
sendmail メールサーバの設定・運用・管理』監修 矢吹道朗 著 江面敦 ISBN4-924998-43-5 定価2,500円+税です。
こういう設定をしたい場合はこのように設定する、 といった設定方法がとてもわかりやすく解説されています。

2002/07/03(水)

ファイルUpload CGI で1Mより大きいファイルを送信できない

RFC1867 の multipart/form-data を用いてWeb ブラウザからWeb サーバに対しファイルをUpload するCGI で、1M より大きいファイルの送信がエラーになる事象がありました。

調べたところ、ブラウザとWeb サーバの間に入るsquid(Proxy サーバ) の設定ファイルsquid.confrequest_body_max_size という設定項目があり、 省略時のデフォルトが1M になっていました。
この値を調整してsquid を再起動することで1M より大きなファイルもupload できるようになりました。

2002/07/16(火)

__vmware_user__

Windows にVMware をインストールすると__vmware_user__ というユーザが作成されます。
不要なログインアカウントはセキュリティ上心配です。

このアカウントを無効に設定してみたところ、Windows の起動時にVMware 3.1 の『VMware 認証サービス』が起動失敗するようになりました。
しかしVMware は起動できるし、guest OS の起動も支障ないようです。

2002/08/04(日)

HDD パスワード

IBM のThinkPad シリーズノートPC は3種類のパスワードを設定できます。
パワーオンパスワード, スーパーバイザーパスワード,ハードディスクパスワード の3つです。

日本IBM は
http://www-6.ibm.com/jp/pc/home/manual/thinkpad.html(リンク切れ) にてThinkPad 関連の日本語マニュアルをPDF で公開しています。
この中には製品には付属しない保守マニュアルも含まれ、知る人ぞ知る魅力となってます。

ThingPad i シリーズ1124 の保守マニュアルによると、 パワーオンパスワードは忘れてしまった場合、 システムボードのジャンパのショートでクリアできるようです。
スーパーバイザーパスワードは忘れてしまった場合はシステムボードの交換が必要で、 ハードディスクパスワードを忘れた場合はハードディスクの交換が必要とのことです。

もしPC が盗難にあってハードディスクを別のPC につないでも内容が保護されるハードディスクパスワード。 興味があったのですが、 パスワードを忘れた場合が怖く設定を躊躇していました。 今回これを設定してみました。
Microsoft のゲーム機、X BOX もハードディスクにパスワードがかかってるそうですね。

起動時のBIOS セットアップメニューから8文字のパスワードを設定し、 再起動したところハードディスクパスワードの入力画面になりました。
設定したパスワードを入力してみたところ、あれれ?! パスワードがマッチしません。
CAPS ロック等に注意して入れ直してみるも、パスワードエラーになります。 むむむむむ... 自分で40G のディスクに交換したのがまずかった?

『ユーザーズリファレンス』を見てみたところ、 実はパスワードは7文字有効とのことでした。
設定した8文字の先頭7文字のみを入力すると起動成功しました。

2002/10/22(火)

マウスポートへの誤接続を警告するキーボード

会社内で引越しがあり、隣になったT君が荷物をほどいてPC をセットアップしました。
すると、キーボード右上の3つのLED が一斉に点滅します。

理由は1つしか思い浮かびません。 これはひょっとして、 と調べるとやっぱりPS/2接続のキーボードとマウスが逆に接続されていました。
IBM の黒い小型デスクトップ機のキーボードなのですが、気の利いた仕様ですね。

2002/10/23(水)

Palm でCF メモリカード

TRGPro というPalm デバイスを使っています。
Palm は揮発性で、バッテリーがなくなるとデータが消えます。
年に1,2回、電池の交換を忘れているとバックアップの電力も使い果たして、 メモリー上のデータが失われる事故が発生します。

その場合は時々実行しているホットシンク(PCへのデータバックアップ)からPalm へ書き戻すことでデータや自分でインストールしたアプリケーションを復旧します。
ですが最後のホットシンクより後に書き込んだデータは失われます。 また、外で電池切れ・メモリ飛びに気づいた場合は自宅に戻るまでPalm で管理するデータを参照できません。
紙の手帳と比較し、これが怖いところでした。

先日2,3週間のうちにPalm のメモリが3度も飛んでしまうことがありました。
電池切れではなく電池と電池ホルダの接触がよくないようで、 電力供給が止まってしまうようでした。
日本製品では電池ホルダのスプリング側がマイナス極というのは常識でしょうが、 TRGPro は2本の電池のうち、片方はプラス極がスプリング側なのです。 接触面積が少なく、接触不良事故が起こりやすい構造と言えます。

電池ホルダのスプリングを掃除して、 電池を交換して正常になりましたが出先でPalm データを参照できないのは非常に不便なものです。

TRGPro はType2 のCF スロットを備えています。 これまでこのスロットにはP-in Comp@ct(NTT ドコモのPHS カード) しか刺したことがないのですが、今回試しに32Mbytes のCF カードを購入してみました。
TRGPro はROM 上にCFBackup というユーティリティーを持っており、 メモリ上のデータをCF カードにバックアップ/リストアすることができます。
蛇足ですが、CF カードは電力の供給なしでデータを記憶し続けることができます。

PC を用いたホットシンクはPC の設置場所に戻らないとPalm にデータをリストアできません。
CF を用いたバックアップは数秒で手軽にできる上、 さしたままにしておけば事故でメモリが飛んでも気づいたその場で復旧できます。
とても安心快適で、2年近くCF メモリなしで運用してた自分がバカみたいです。

2002/10/30(水)

ADSL

2002/02/09 に書いたBフレッツの件ですが、 あの後電話契約者である嫁さんのもとにBフレッツ導入の案内がメールされてきて、 申込書(予約ではなく、申込書です)を出しました。
それが春ぐらいでしたでしょうか。 それから1ヶ月ほどして管理組合と交渉したいので、 連絡先をおしえて欲しいと聞かれました。 会社の社宅なので管理会社をおしえ、その後3ヶ月程連絡が途絶えました。
夏の終わりごろ催促すると、管理会社に連絡をとったものの返事がこないとのこと。 どうもダメっぽいですね。

実は春に電柱の基地局と家庭を無線でつないでインターネット常時接続できる、 東京電力系の
SpeedNetも予約登録(自宅がサービス範囲になれば連絡をもらえる) しているのですが、今年の2月以来サービスエリアは全く拡大されていないようです。

結局、電話局からの距離とかで速度が大きく変わるアナログっぽさが大嫌いなADSL に加入することにし、本日開通しました。
伝送損失40db ですが2Mbps 程出ています。8MタイプのフレッツADSL です。

2002/11/11(月)

中古のSCSI HDD

日曜日に秋葉原へ出かけ、ジャンパラへ立ち寄りました。
するとIBM の Ultrastar 146Z10(IC35L146UWDY10-0) 146G SCSI disk (10000rpm, 8M キャッシュ)の中古が79,800円ではありませんか。

ADSL を引いてダウンロードが自由にできるようになったし、VMware にもっといろいろ入れて遊びたいと思い、disk はSCSI派(自称"SCSI ボーイ", 嫁さんには"スカ爺"よばわりされます) の私はこの大容量ドライブの価格動向に注目していました。

一回外に出て落ち着いて考えてみました。
1年も2年も使われたハードディスクを自分で中古購入する気にはなりません。 でもこの製品は今年の夏に発売開始になったばかりなのです。
新品の実売価格は13万円から14万円ぐらいです。 ということは、せいぜい数ヶ月しか使用されていないのに新品実売価格より40% 近くも安いわけです。
秋葉原へ行くときはこれぐらいの現金は装弾して行ってます。
いちかばちか購入することにしました。
ジャンクではないので5日間初期不良保障してくれるとのこと。 不良の場合は交換(or 返品)すればいいいので安心です。

月曜日は午後から会社を休んで(といっても先日の休日出勤の振替休暇) デスクトップPC のdisk を換装し、OS からアプリから全部入れ直しました。
中古でしたがパーティションは削除されていて内容は空でした。 ひょっとして、新品?みたいな感じです。

USB2.0, IEEE1394, PLEX COMBO

ディスク換装のためせっかくPC を開けるんだからと、 アイ・オー・データのUSB2.0 & IEEE1394 PCI カード 1394US2-PCI とプレクスターのPX-320A(CD-R/RW,DVD コンボ いわゆるPLEX COMBO)も購入し、いっしょに入れ替えました。

私のPC はATX ではなく、まだいまだにATフォームファクタです。 ちょっと近代化できました。
機動戦士ガンダム ジオニックフロントの小説で大改造されたMS-05 (ザクI) が活躍するシーンがありますが、私の旧型PC ももうしばらく働いてもらいます。

アイ・オー・データの1394US2-PCI はサスペンド・レジュームに対応していないと マニュアルに記述があります。
また、プレクスタのドライブに付属するPLEXTOR MANAGER はWindowsXP に対応しておらず、今後も対応予定はないそうなので要注意です。

2002/12/15(日)

1台目PC もディスク換装し、Solaris8等を...

メインマシンである2台目PCに146G disk を入れ替えたことで余った36G SCSI disk を先週1台目にいれました。玉突きですね。
SCSI カードもBUFFALO IFC-UWPB からSolaris8 がサポートしている Adaptec 2940UW(中古で購入)に交換しました。

そのため、1週間かけて1台目もOS を入れ直しました。
今回からはDOS, WindowsNT4.0WS, Solaris8, Slackware-8.1 をマルチインストールして共存させました。

Solaris8 x86 02/02 版セットアップ記 としてまとめたので興味のある方はご覧ください。

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